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さらに精進して、残された最後の道をしっかり歩もう

(明慧日本)私は昔、間違いを犯したことがあります。当時は法に対する理解が浅く、悟性が悪く、多くの執着心があるので悪いことをしてしまいました。その後、厳正声明を発表しましたが、とはいえ、自分がしっかりしていないから修煉の道に汚点を残してしまい、師父の慈悲なる救い済度に申し訳ないと感じて、悔しい気持ちがずっと続きました。圧力もあるため学法に集中できず、発正念と真相を伝えることは仕事のように済ませていました。
 
 数日前、あることをきっかけに私の良くない状態が一変し、精進し始めました。ある日の朝、私は正念を発し終えてからまた寝てしまいました。その時、私はある夢を見たのですが、その夢は今思い出しても、ちょうど今まさに目の前で起きたかのようにはっきり思い出せます。
 
 夢の中で、私は母(大法弟子)、そして二人の姉(大法弟子)と一緒に食事を作っていました。父(大法弟子)はリビングルームのソファでくつろいでいました。突然、私たちはゆっくりと浮かびあがり、まるで大きな吸引力が私を上へ引っ張るように感じました。これは白日飛昇だ、法が人間界を正すときがやったきたのだ、と私は直ちに気づきました。このように、私たちはゆっくりと上に上昇していくとき、一番上の姉が私に「あの子供が落ちたよ!」と叫びました。この子供はきっと執着心を起こしたので落ちたのだ、と私は感じました。そのとき、私は直ちに自分の妻はどうなっているのだろう、と思い出したのですが、この瞬間、この考えが執着であると気づいたので、これ以上考えたら私も落ちてしまうだろう、と思って考えなくなりました。このようにして、私たちはずっと西の方向に向かって飛んでいきました。
 
 飛んでいくうち、母と姉の服はみな天女のような色鮮やかな衣装になり、父の着ている服も三蔵法師の衣装のようになりました。このとき目にした光景はあまりにも壮大すぎて、言葉で表現できないものでした。気づけば、家の裏町にはたくさんの人が立っていましたが、人々は皆空を見上げたままで、口を大きく開いて大変驚いていました。「ほら見て、これはすべて実際に起きているのだ」と、私は大声で叫びました。
 
 このように、私たちはずっと西に向かって飛んでいき、私はあるところにたどり着くと降りました。両親たちはまだ西に向かって飛んでいました。私のたどり着いたところは金色輝く屋敷がたくさんありました。そこにいる人の話によると、私はこの場所の主宰者だといわれました。周りを見渡すと、少し離れた山は一本も木がなく、石ころしかありませんでした。山の下にある地面では秋に見かけるアシの草しかありませんでした。そして、その周りを何人かの女性が悲しそうに座っていました。あまりにも悲惨な光景でした。次の瞬間、私はここが自分の世界だと気づきました。そこにいるのは自分の世界の衆生だと。これはすべて私のせいだ、私がしっかり修煉できていないから、このような世界になってしまったのだと気づきました。その時の気持ちは本当に言い表しようがなく、大声で泣き喚き始めました。なぜ、自分はしっかり法を学ばなかったのか! なぜ精進しなかったのか! 泣きながら私は師父の名前を叫んでいました。これが夢だったらいいのに! 夢だったらまだ後悔するチャンスがあったのに、まだ精進することができたのに、今はもうその機会はない、永遠にないのだ、と私はずっと泣き叫び、もはや生きる意欲すらなくなってしまいました。
 
 泣きながら、私は目が覚めました。なんと本当に夢でした。私は涙を流しながら、先ほど見た夢を両親に聞かせました。両親と交流する中で、これは師父が与えてくださった暗示であり、私が早く精進できるように、夢の世界のようになったらもう遅いと師父からの「棒喝」だと悟りました。特に、私と同じようにあまり精進していない大法弟子に対する警告でもあると思います。この出来事を書き出して、すべての大法弟子への警鐘として伝えたいと重います。
 
 同修の皆さん、残された限られた時間を大切にして、自分の道をしっかり歩みましょう! 師父が私たちを救ってくださった恩と衆生の私たちへの期待に背かないように! 一緒に精進して、師父がおっしゃった三つのことを着実に実行しましょう! 
 
2010年11月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/9/7/83557.html

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