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善を持って衆生に接し、元の上司に真相を伝えた体験(二)

(明慧日本)私は最近の『明慧週刊』を開いて見ました。同修たちが「三つのこと」をよく行っていることに私は励まされ、自分の不足を認識することができました。私は現状に満足してはならず、大法は無辺であり、より良く行わなければなりません。翌日、会社に出向いて別の上司に真相を伝え、「三退」を勧めることにしました。私はベッドに入り、明日は局長にどのように真相を伝えればよいのかを考えました。次元の高い話をすると、理解してもらえないかもしれません。次元の低い話をすると、悟ってもらえないかもしれません。私は迷っていましたが、脳裏に突然、一念がよぎり、私が考えていることは執着心であり、師がおられ、法があるので、私は正念で話せばいいのだと思いました。 
 
 翌日、その局長を訪ねました。事務室で二人きりになり、まさに按配された真相を伝える良い機会ではありませんか。まず、彼の息子が大学に合格したことを祝福し、「局長は健康で、高官でもありますので、福のある方ですね」と言いました。彼は気分が良くなり、「申し分けない。こんな年にして、わざわざ挨拶に来てくれるなんて」と話しました。私は、「今日おうかがいしたのは、局長は高官だから、金持ちだから、関係をつないでおきたいのではないのです。私たち法輪功修煉者は、ただ良い人になりたい、さらに良い人より良い人になりたいと思っており、それも将来いい場所にいけるためです。お金というものは、生まれるときに持って来ることができるものでもなければ、死ぬときに持って行けるものでもありません。それは求めて得られるものでもありません。ただ良い人になり福の報いによって与えていただいています。これは法輪功が教えてくれた『真理』なのです」 局長は、私の話には道理があると認め、私が若くなったと褒めてくれました。「そうですよ、法輪功修煉者のみなが若返っています。顔がつやつやしていて、皺が減り、皮膚は白に赤みが差しています。もし局長も法輪功を修煉すれば、私たちと同じように、得るべきものを得られます。私と妻は10数年修煉しています、元気でしょう」と、局長の興味ある話題に沿って話しました。
 
 続いて私は、人類の道徳が退廃し、共産党政権下での国民生活の二極化、国民の皆が共産党を罵り、国民生活は貧困で苦難の中にもがいていること。共産党はすることなすことが「偽・悪・闘」にもかかわらず、至る所で「偉・光・正」と吹聴していること。今の人々は、共産党がなくなれば新しい中国が生まれると話していることを話したところで、局長が真剣に聞いているのを見て、さらに話し続けました。土地改革で多数の地主が殺害され、商工改革で資本家が多数殺害され、天安門の学生運動の際、多くの学生が殺害されたこと。文化大革命のときは国民同志で闘わせ、中国の伝統文化である道徳を壊滅させたこと。最近になって、法輪功が迫害され、国民の信仰の自由、良い人になる権利を剥奪され、虐殺された法輪功修煉者は分かっているだけで3400人以上にのぼり、強制連行され、不当に刑に処され、労働教養を科され、刑務所や労働教養所に強制収容されていること。それによって家族が被害を受け、一家の生活が滅茶苦茶になったこと。共産党は良い人を迫害し、天理が許さず、人が治めなければ天が治める、善悪には報いがある、これは天理であると話しました。
 
 ここまで話したところで、局長は口を開きました。「そういえば今年の天候は異常だね。地震、干ばつ、洪水、土石流、鉱山の倒壊、どれだけの人が死亡したのか?」局長の話を聞いて、私の話に賛同しているようで、私はさらに真相を伝えました。「共産党は悪事をし尽くしました。政権を取ってから現在まで、8千万の中国人を惨殺しました。天が共産党を滅ぼすときは、共産党組織に参加した、共産党員、青年団員、少先隊の皆さんも同じように滅ぼされます。共産党組織から脱退することが、自分を災難から守るための唯一の方法です。今すでに7700万人の勇士が脱退しました。法輪功は世界100以上の国と地域に伝わり、江沢民はジェノサイドの罪でスペイン国立法廷で告訴され、審判を受けています。私がこんなにたくさんお話したのは、局長のために考え、あなたを救いたいからです。『順利』という名前を考えてきましたので、共産党組織から脱退しましょう! 局長の官職はそのままでよく、給料もいつものようにもらってもいいのです。ただ今後は『真善忍』に基づいて行えば、きっと素晴らしい未来が待っています」 局長は笑顔いっぱいにしてうなずき、「三退」に同意してくれました。そして、彼の専用車で家まで送ってくれました。
 
 10数年来、私は多くの人々に真相を伝えてきましたが、今日のようにスムーズに行えたのは初めてです。私は知っています、これらはすべて師父が按配してくださり、師父が手助けしてくださった結果なのです。私のような年配者が、大法の中で昇華できるということは、師と法を信じたからです。どのように修煉すれば、どのように「三つのこと」をより良く行えるのかは、自分で悟らなければなりません。当地区において恐怖心により、真相を伝え人を救うことを行っていない同修がいます。法は得難いものです。師父が私たちに教戒してくださったことを忘れてはならず、この世に来た目的を忘れてはなりません。
 
 (明慧ネット第7回中国大陸大法弟子ネット法会)
 
2010年11月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/6/231946.html

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