日本明慧
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「真・善・忍」に同化し 師に手伝って法を正す(二)


文/日本の大法弟子

(明慧日本)私の勤務時間はとても長く、土曜日や日曜日も休めません。いろいろな正法の活動に参加できないことに泣くほど焦りました。勤務時間を減らしたいのですが、店を回れなくなるので、とても悩みました。Hさんと何回も交流して、自分の考えは一種の執着心だと分かりました。修煉者として仕事はしっかりしないといけません。現実の生活と対立させてはなりません。ふだん多く学法し、師父の言われた通りに実行して、「三つのこと」をしっかりと行い、木曜日は脱党の電話をかけ続けて、店のお客さんに真相をよく伝えました。仕事と修煉を結びつけることは、師父が私のために按排された修煉の道かもしれません。ここまで悟ったら、心の中はぐっと落ち着きました。
 
 2年来、私たち2人は心を込めてやるべきことをやって、大きな成果を収めました。日本人の方々は本当にとても純粋でとても善良です。神韻宣伝の時期に、2人は全ての客に宣伝チラシを渡しています。2人がうまく日本語で説明できない時、お客さんは宣伝チラシを見ながらとても熱心に私達に尋ねます。チケットをたくさん売ったわけではありませんが、店の中で流した神韻紹介のビデオはきっとお客さんに深い印象を残して、来年のチケット販売のために基礎を築いたと思います。
 
 時に、常連客は店に入ったら、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と言います。お守りを持って合掌して感謝の言葉を言ってくれるお客さんを見て、私たちはとても感動し、師父はこのように我々を励ましてくださっているのだと感じました。
 
 ここ2年ほど、店に多くの中国人客も来ます。キリスト教信者の教師が「三退」をしていない(しかし彼は大法のお守りを受け取った)以外は、皆が「三退」をしました。
 
 ある70代の社長は、よく私達と一緒に「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)、真善忍好(真善忍は素晴らしい)」の中国語の発音を練習しました。ある日、彼が自転車に乗って転んだとき、第一念に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」の言葉を思いつきました。ひどくこけて彼の顔に青アザもできたのですが、体と頭には少しも怪我はありませんでした。法輪大法が自分を救った、と彼はとても嬉しそうに私達に教えてくれました。
 
 また、ある女性客は真相を知ってお守りを持ち帰った後、半年も店に来ていませんでした。ある日、駅で再会したとき、彼女はとても親切に声をかけてくれました。彼女は末期の肺がんにかかって、絶望の中で私たちのお守りを握って、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」をずっと唱えたそうです。今はだいぶ回復して、もうすぐ職場に復帰できるそうです。再三に私に感謝して、彼女は慎重にお守りを取り出して私に見せました。衆生が救われて、私は本当に言葉に表せないほど喜びました。
 
 また、Hさんは私に感動深い出来事を教えてくれました。ある日、とても教養がある雰囲気の良い中年男性が店に来て、私たちが窓に貼った「臓器狩り事件」の資料を見て、とてもびっくりしていました。すぐさま詳しく聞いて、多くの資料を受け取りました。「これはあまりにも残忍です。これが事実であれば、中国共産党はきっと崩壊します。もし、このような事が日本で1件でも発生すれば、政権は1日も維持できず、すぐにつぶれます。この事を多くの人に教えたいです。真相を教えてくれてありがとう。頑張って!」と言いました。
 
 この事は、いっそう2人の衆生を救い済度する自信と決心を強めました。これはきっと、もっと多くの日本人を救うように、師父が私たちを励ましておられるのだと思います。真相を知るだけでその人は幸せになると思います。これらの良知ある人は、また真相を周りに広げていくと思います。
 
 もちろん一緒に仕事をしていて、私とHさんの間にもトラブルはあります。ただ、2人とも内に向かって探すことができ、相手の良い所を多く考えます。2人はお互いに微笑んで「すみません」と言って、何の不愉快と隔たりも残しません。修煉に入ったのは決して容易なことではありません。同修はみんな師に手伝って法を正すために、手をつないで世間にやってきた仲間だからです。誰が強いかを争うために俗世間に来たわけではありません。それは常人の理です。私たちは大法弟子ですので、使命を背負っています。一緒に仕事ができ、一緒に修煉ができ、一緒に大法を広められることはどれだけ大きな縁でしょうか。2人が一丸になってこそ、はじめてより多くの人を救い済度できると思います。
 
 以上は2人が2年来、仕事の中で真相を伝えた体験です。ここで皆さんと分かち合って、みんなで良い方法を出し合って一丸となり、限られている時間でもっと多くの衆生を救い、師父が私達に託されたご期待に背かずに、「法を正す時期の大法弟子」の栄光の称号に背かないで努力することを望みます。
 
 最後に、「二〇〇四年元旦、師父から大法弟子へのご挨拶」を引用します。
 
 「世の大きな変遷も一瞬のことも、すべて時間がもたらしたものである、
 法を正すことは新しい紀元を創り出している;
 悠々たる歳月の栄光と苦しみは、
 全てこの時に洪大な願いを果たすためである」
 
 慈悲で偉大な師父、ありがとうございます! 同修の皆さん、ありがとうございます!
 
 (完) 
 
2010年11月26日

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