■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/11/29/mh302931.html 



ドイツ:フライブルク市民「法輪功を支持する」(写真)

(明慧日本)ドイツの法輪功修煉者は2010年11月20日、フライブルク大学でインフォメーションデーと名づけた活動を行い、中国から来た留学生や地元市民に、中共(中国共産党)による法輪功への迫害の実態などの情報を伝えた。事実を知った市民は憤りを、感じて次々と迫害制止の署名を行い、事実を知った中国人は「三退」の声明を発表した。

ブースの前で、法輪功を支持する署名を待つ人々

パネルを見ながら、法輪功修煉者の説明を聞くアメリカ人観光客

迫害制止の署名をした後、煉功について尋ねる80代の女性

  中国からドイツに来たばかりの女子留学生は、中共が言う法輪功修煉者による「天安門焼身自殺」事件が、中共の手によって画策された陰謀であると聞いたとき、彼女は驚きもせず、「中国においては当たり前のことで、共産党は一貫してこの(人を騙す)やり方でやってきました。私は両親から共産党が行った悪いことを聞かされました。中国において、すべての情報機関は共産党にコントロールされています。中国がこのような現状だから、私は留学を選んだのです」と話した。彼女は8千万人以上が共産党組織から脱退した事実を聞き、迷わず「三退」に同意した。
 
  その女子留学生は、「こんな寒い中、ここで何をしているのですか?」と、修煉者に聞いた。修煉者は、「人々に法輪功の真実を伝えています。たとえば、中共が『天安門焼身自殺』をでっち上げ、法輪功に罪を着せ、中国の国民や世界の人々を騙していること。また、法輪功の合法性や『三退』することの意義を伝えています。中共組織から脱退すれば、自分の未来が保障されます。そうすれば、あなたのように理解する人は、脱退するのです」と答えた。
 
  留学生は、うなずいて「このような活動をもっと大々的に行えば、中国国内にも影響を与えるようになりますね」と言った。「国内にも法輪功修煉者による同様の活動を各地で行っています」と、法輪功修煉者が説明すると、彼女は満足そうな微笑みを見せた。
 
  ドイツ人の男性は中国人の妻をつれて、ブース前を通りかかった。法輪功修煉者は、その中国人女性に「『三退』について聞いたことはありますか?」と聞いた。その女性は、「出国する前に、聞いたことがあります。私が住む地区の人々はほとんど知っています。私は共産党、青年団、少先隊に加入しませんでしたが、幼稚園のとき赤いスカーフをつけたことがあるように覚えています」と答えた。「ご両親はどうですか?」と、修煉者が聞くと「両親は農村の出身なので、学校に通ったこともありません。だから赤いスカーフをつけたことはないと思います」と答えた。
 
  「もし、共産党組織に加入したことのある人は、「三退」を忘れないでください。そして『法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)』『真善忍好(真善忍は素晴らしい)』という、この九つの文字を覚えておいてください。きっとあなたに福運や吉祥をもたらします」と言うと、その女性は感激した様子で何回も頭を下げ、お礼の気持ちを表した。
 
  ほかに、数人の中国人は、「今の中国で共産主義を信じる人はほとんどいません。善悪には報いがあるということを信じています。だから、共産党と道連れになりたくないので、『三退』をします」と話した。
 
  ドイツ人のある男性は、パネルの資料を見た後、法輪功修煉者に自分の考えを話した。「今は世界の経済が一体化して、どの国も他国と切り離しては成り立たなくなっています。ドイツと中国の間は、中国の商品が安いために、大量の取引が行われています。だから口を閉ざして、中共を非難しないのです」それを聞いた法輪功修煉者は、「中国の安い商品は、中国人の汗と涙によるもので、環境汚染にまで発展しています。西洋人の価値観は自由と平等なので、経済と利益に左右されてはなりません。ましてや経済と政治および道徳は関連性があり、人の道徳が向上すれば、相応して経済もよくなります」と話した。その男性はしばらく考え、道理があると言い、別れを告げた。
 
  ドイツ人のある女性は、署名した後に「ここには多くの中国人、中国人留学生がいますが、彼らは署名してくれますか?」と聞いた。「署名はしてくれますが、中には中共を恐れ、署名してくれない人もいます」と、修煉者は答えた。彼女は「私は理解できます。中国に戻れば、何をされるか分からないですからね。自由のない生活は本当に困ります。あなたたちの成功を祈ります!」と話した。
 
2010年11月29日


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