迫害が最もひどい時期に大法の修煉を始めた（三）
文／湖南省の大法弟子・静修
（明慧日本）私の家は大きな川のそばにあり、周りは山ばかりのへんぴな村です。より多くの人と接するために、師父は縁のある人を招いてくださいました。家の前は道路で、道を尋ねる人、遊びに来る人、長年会わなかった親戚や友人、仕事を求めて訪ねてくる人がいました。いつも、暖かく家に招いて、山から採ってきた新鮮な果物、冬には熱いお茶、暑い日には冷たい水を出して、客によい印象を残しました。善良で優しいと褒められた時、こう言います。「素晴らしい本があります。師父が私に人としての道理を教えてくださったのです」と、『転法輪』の一部の法理を彼らに話しました。
ある人は聞いた後もっと読みたくなり、その本を借りたいと言います。すべて公安局に没収され、買える所はなく、さらに法輪功を修煉する人は収監され、労働教養を科されていると話すと、これを聞いて、みんな共産党を非難し、彼らは大法の真相を知りました。そのころ、私はまだ真相を伝えるということを知らず、ただ人々に法輪功が無実の罪を着せられており、法輪功はすばらしい功法だと伝えました。
山のヤマモモが熟したころ、ある省の高官と夫人がアメリカの観光から帰り、親戚が私の住む県に住んでいるので、途中ついでにヤマモモを取り、写真を撮りに来ました。彼の身分を知った後とても嬉しくなりました。何とかして法輪功の真相を彼らに伝えたいと思いました。彼らを山に案内すると、たくさんのヤマモモを見て嬉しそうに写真を撮り始めました。私は、どうやって彼らに迫害の事を伝えようかと考えました。
悩んでいるとき、夫人の口からアメリカから帰って来たばかりと聞いて、すぐに「あなたたちは素晴らしい所に行きましたね。法輪功がそこで広く知られているのを知っていますか？」と言いました。彼はすぐに写真を撮るのを止め「なぜ法輪功のことを知っている？」と尋ねました。私は「町でヤマモモを売る時に知りました」と答えました。私は続けて「法輪功はテレビで宣伝している焼身自殺などしません。その功法を煉れば、確かに病気が取り除かれ健康になり、人類の道徳を向上させることができます。『転法輪』を読んだことがありますか、本当の道理が書いてあります。人々からすでに忘れ去られていることですが、とても良いものです」と伝え、自分が法輪功を修煉し、病気が治ったことを伝えました。
彼は呆然となりました。私はまたこう話しました。「私が言ったことはすべて本当で、一つの嘘もありません。あなたたちは私より若いのに、山を登るのが精いっぱいですね。私は平らな道を歩くように軽々と登りました。簡単に木に登れます。これで証明できたでしょう」と言うと、彼は私に年齢を聞きました。50過ぎだと答えました。彼は首を振りながら「とても見えない、実際50歳の人より若い」と言いました。私は「あの素晴らしい『転法輪』を得たからです。今、法輪功が中共に弾圧されていることはとても悔しいです。公に学法、煉功できないからです」と言いました。彼はうつむいて何も言いませんでした。その後、一緒に記念写真を撮りました。
山を降り、船で彼らを送り、「法輪功の迫害に加担しないでください。李洪志師父が人に真善忍を教えるのは正しいことです。将来、すべての人が法輪功の真相を知ります。あなたたちは『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』といつも念じてください」と再び彼らに言いました。彼らは遠く離れました。私はずっと彼らを見送りました。彼らは何度も後ろを振り向いて手を振り、「安心してください、覚えておきます」と言いました。私は背を向けて泣きました。なぜ涙が止まらないか、分かりませんでした。
親戚たちは私をとても尊敬し、また心配もしています。「修煉して佛になれるように望んでいます。平和な暮らしを守ってください」と言う人や、「無事で、逮捕されないように」と言う人もいました。親戚たちは心の底から、法輪大法は佛を修める大法であると分かり、さらに大法を修煉する人の素晴らしさを知りました。
ある地位の高い人が客として家に来ました。彼は、親戚たちが法輪功を褒めたたえており、法輪功修煉者と、大法の李洪志師父に対する計り知れない尊敬と恩を感じ、私に対句を書いた掛け物をくれました。
数年後の2003年に、初めて町に住む大法弟子と連絡できました。師父の新しい経文を学び、幾千年もの誓いを知り、正法時期の大法弟子になれたことは喜ばしいことだと感じました。
私は学校に2年しか行っていません。初めて明慧ネットに投稿したので、多くの同修が助けてくれました。自分の生命のすべてを使い、邪悪の嘘を取り除き、大法の真相を伝え、自分の誓いを果たせるように努力します。
（完）
（明慧ネット第7回中国大陸大法弟子ネット法会）
2010年11月30日
明慧ネット：jp.minghui.org
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