上海市:不当に監禁された老人、面会も禁じられる
(明慧日本) 上海市の閔行裁判所は2010年10月25日、70歳すぎの農民・石金華さんに対して、家族の傍聴も許されず懲役4年の不当判決を下した。この判決の結果は家族に知らされなかっただけでなく、石さんの弁護士が要求した面会さえも拒否された。
2010年6月4日、上海市閔行の警官は、法輪功の無実を晴らす内容の手紙を送ったという理由で、石さんを逮捕した。1999年7.20以降、法輪功の弾圧が始まってから、石さんはこの11年来、中共(中国共産党)による嫌がらせ・拷問・恐喝などの一連のひどい迫害を加えられ、14回も拘禁された。
2010年11月20日、石さんの息子や親戚は石さんの安否を心配し、閔行留置場へ行き、石さんとの面会と保釈を要求したが、拒否された。
小さいときに父親を亡くした石さんの息子は2010年の末に結婚を予定していたが、中共により母親に災難が降りかかったことで、披露宴に母親が出席することはできなかった。
家族は、「法輪功が邪教であるという規定はなく、憲法では誰もが信仰と言論の自由を保障されている。しかし、国の法律を無視して、裁判所は秘密裏に罪のない石さんに懲役4年の不当な判決を下したのはなぜか」と尋ねたが、施設側は、自分たちには釈放する権限がなく、上級部門の命令に従っただけだと答えた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年11月30日
明慧ネット:jp.minghui.org
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