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人を救うことは私の天職(一)


文/中国の大法弟子・幼蓮

(明慧日本)私は今年73歳で、1999年に法輪功の修煉を始めました。師父は、病気でむしばまれている私を、健康で幸せな修煉者に変えてくださり、地獄からすくいあげ、二度目の生命を与えてくれました。もともと字は読めませんが、今は大法の本を読めるようになりました。これは大法がくださった知恵です。心から師父の救いの恩に感謝いたします。大法が迫害され始めたとき、私は師父と大法を疑うことなく、修煉の道を今日まで歩み続けてきました。
 
 かつて、洗脳班、派出所、留置場に入れられたことがありますが、師父のご加護のもとで正々堂々と出ることができました。
 
 迫害が最もひどい2001年に、洗脳班に連行され、多くの看守に「転向」を強いられました。初めはどうすれば良いか分かりませんでした。こんなに良い功法なのに政府はなぜ迫害するのかと思いました。法を暗記し、同修と切磋することを通じて、邪悪が真相を知らない人を利用して法を妨害、破壊し、大法弟子を迫害していることが分かりました。師父は「全面的に真相をはっきりと伝え、正念をもって邪悪を取り除き、衆生を救い済度し、確固として法を護るべきであり」(『精進要旨二』の「大法は堅固にして破壊不可能である」)とおっしゃいました。私は、どうすれば良いか分かりました。道路事務所の書記は、私に「保証書を書かなければ家に帰れない」と言いました。しかし、私は厳しくこう言いました。「私が真善忍を修煉し、善良な人を目指すことは間違いではありません。あなたたちは間違っています。私たちを迫害すべきではありません。あなたたちが迫害しないという保証書を書くべきです」 彼は何も言えず立ち去りました。その後、洗脳班の人は、私の部屋には二度と来ませんでした。
 
 政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)の書記は、私みたいな老婆を騙すには、科学の角度で中共のいわゆる無神論を使い、私を「転向」させようと考えています。彼らは微笑みながら、私に「アメリカの科学はとても発展している。あなたたちの師父はアメリカに住んでいるが、幸福な生活を送っている」と言われました。私はすぐに師父の経文『精進要旨』の「智とは何か」を読んであげました。「人類社会の中の有名人、学者、各種の専門家について、人々は非常に偉大だと思っていますが、実のところ彼らは常人ですから、いずれも、ちっぽけなものに過ぎません。彼らの知識もただ常人社会の現代科学が認識したわずかなものに過ぎないのです。厖大な宇宙の最もマクロから最もミクロに至るまで、人類社会はちょうど最も真ん中、最も外側の層、最も表面にあります。生命も最も低い存在形式なので、物質と精神に対する認識もとても少なく、浅はかで哀れなものです。全人類の知識を身に付けたにしても、やはり常人に過ぎません」 彼はあっけにとられ、対抗する言葉がなく、立ち去りました。
 
 洗脳班は宿泊施設にあるので、私はすべての関係者と宿泊者などに会ったら大法の素晴らしさを伝え、法輪功の人はすべて「真、善、忍」に基づいて修煉していること、江沢民と中共は私たちをひどく迫害していることを伝えます。その後、師父のご加護のもとで何も署名せず家に帰ることができました。
 
 2007年、『九評』と真相資料を配ったため、留置場に連行されました。しかし、その環境で悲しく思いましたが、怖くはありませんでした。師父は『洪吟二』の「正念正行」で次のようにおっしゃいました。「大覚は苦を畏れず 意思は金剛より鋳られる 生死に執着無く 坦坦たり正法の路」 そして、毎日法を暗記し、発正念し、監視室の人に真相を伝えました。監視室の人は監視カメラで見られていると言いましたが、私は監視カメラが動かないようにと発正念しました。その結果、監視カメラが動かなくなりました。監視室の人はいろいろな地域から来ており、また少数民族の人もいます。会った人はみんな縁のある人で、会えることは簡単なことではないと感じ、みんなに真相を伝え、三退を勧めました。
 
 (続く)
 
2010年12月01日

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