■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/12/07/mh095376.html 



イギリス:グラスゴー大学で法輪功迫害の実態を伝える(写真)

(明慧日本)アムネスティ・インターナショナルのイギリス・グラスゴー大学(University of Glasgow)グループのイベントに参加した、スコットランド地域の法輪功修煉者たちは2010年11月9日と17日、同大学で法輪功が中国で迫害されている実態を伝える活動を行い、注目を集めた。 
 
イギリス政府への呼びかけ書簡に署名する学生達

 9日の夜のイベントで、修煉者達は「法輪功とは何か」、「真、善、忍について」、「法輪功を修煉した人の、健康の改善と道徳向上の実例」、「迫害前の中国では1億人の法輪功修煉者がいた」などの話を学生に紹介した。また、中共当局が法輪功への弾圧を正当化するためにでっち上げた「天安門焼身自殺」の真相を説明した映像が放映された。
 
 たくさんの人が当日のイベントを訪れた。ある学生は「私はほぼ毎月のように、アムネスティ・インターナショナルのイギリス本部からSOSのメールを受信していますが、メールの中には法輪功に関する内容が多くありました。このため、法輪功が受けている迫害について、ある程度知っています。しかし、なぜ法輪功が迫害を受けているのか分かりませんでした。今、あなたたちの説明を聞いて分かったのですが、中国共産党の教えは法輪功と相反するものであり、『真・善・忍』を教えとする法輪功に対して、共産党は『偽、悪、暴』を強制しているため、法輪功の存在が我慢ならないということですね」と納得した表情を見せた。
 
 イベントが終わった後、多くの学生は真相を伝えるDVDを持ち帰った。中国語のDVDを受け取り、中国人の友人にもぜひ見てほしいと言う人もいた。
 
 法輪功修煉者たちは17日の夜、中国当局による法輪功修煉者に対する臓器狩りの実態を暴くビデオ「生と死の狭間」を放映した。このビデオの放映を通して、中国共産党は許可もなく、受刑者や良心の囚人、ひいては無実な法輪功修煉者から臓器を摘出し売買する卑劣な迫害手段が暴かれた。
 
 このビデオを見た文学部の学生Collettさんは、もっと多くの人にこの迫害の真相を知らせるべきだと主張した。「このビデオを見た私達はみんなびっくりしました。こんなことが起きているとは誰もが思いませんでした……ナチスのユダヤ人に対する虐殺や生体実験の話を聞いたとき、初めは誰も信じませんでした。その後、人々は信じるようになり、そして、そのようなことは許せないと言っています。したがって、このビデオを見た人は、(迫害を制止するために)何かをしてあげたいときっと誰でも感じることでしょう」と話した。
 
 政治学部のClaudiaさんは、人間として、同じ人間にこんな酷いことをするなんて考えられないと述べる。「私たちがこの迫害に注目していることを中国当局に知らせるようにしてほしいです。中国共産党は、真相を知っている人がいないと思ったら、必ずこの迫害を続けることでしょう」と話した。
 
 その場にいたすべての学生は、法輪功修煉者に対する臓器狩りを直ちに制止させるように、イギリス政府への呼びかけ書簡に署名した。また、自分の担当の先生と友人から署名を集めようと計画する人もいた。アムネスティ・インターナショナル・グラスゴー大学グループの責任者は、「生と死の狭間」が無料で見れるウェブサイトを会員に紹介する予定だという。 
 
2010年12月07日


明慧ネット:jp.minghui.org