■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/12/08/mh105730.html 



北京門頭溝区の警察、法輪功修煉者20数人を強制連行

(明慧日本)北京市門頭溝区で2010年9月28日、法輪功修煉者20人あまりが警官に強制連行される事件が起こった。当日午後、北京石景山分局とその派出所は、門頭溝区の法輪功修煉者の三つの学法グループ、また他の地域の数人の法輪功修煉者を含む20人あまりを連行し、石景山留置場に送りこんだ。また、資料作成拠点の数ヶ所が破壊された。連行された王延甫さんは、北京留置場に送られ刑罰の判決を下された。身体が不自由な人以外は北京大興労働教養所に送られ、迫害を受けている。
 
 今回の大規模な連行事件には、石景山区の石炭学校に勤務する劉興杜(50代男性)が関与している。劉はかつて二回労働教養を受け、会社から解雇されて妻と離婚した。現在、工事現場に飲料を運ぶ仕事をしている。釈放されてから、劉はSという人から信頼を得て、いつもSに法輪功修煉者の状況を尋ねていた。Sは劉を連れて法輪功修煉者の家を訪れ、今回の事件が起きた学法グループの場所、学法する時間、参加する人数を尋ねた。また、劉を資拠拠点に連れて行ったこともある。9月中旬、Sは突然、劉を連れて王延甫さんと今回の事件で連行された呉漢英さん夫妻の家を訪れた。9月28日、劉は警官を連れて王さん夫婦の家に侵入し、パソコン3台、プリンタ3台、書籍とコピー紙を無断で持ち去った。30代の王さん夫婦は幸せな生活が一変し、妻は2年の労働教養を科せられ、夫は不当判決に直面している。
 
 9月28日、劉が学法グループの場所に行った数分後、警官が突入してきて、その場にいた人達は連行され、車で派出所に運ばれた(劉も含む)。しかしその後、劉がいなくなったのに気付いた法輪功修煉者が警官に尋ねると、「釈放した」と答えた。他の法輪功修煉者がよく知っている警官に尋ねると、「情報は漏れている」と答えた。同日、他の学法グループの修煉者も連行された。
 
 劉は、派出所から帰宅後も普通に生活をしている。劉は「警官に気付かれないうちに逃げ出した」と、他の法輪功修煉者に話しているという。しかし、連行された同修はみんなビデオを撮られている。もし逃げて来たなら、家で安全に過ごせるわけがない。現在、劉とSはまた他の法輪功修煉者と連絡をとっている。 
 
2010年12月08日


明慧ネット:jp.minghui.org