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両親と共に法輪大法との万古の機縁を大切にする(二)

文/中国の青年大法弟子

(明慧日本)
 
  心性を修め、全体に協力する
 
 私の家は、真相資料を作成する拠点です。私は学校の冬休みや、夏休みには真相資料の作成を手伝います。よくできたときには、いつも他の空間の大法の音楽が聞こえてきました。最初、隣人の同修が大法の音楽を聞いているのだと思い、バルコニーに行ってみると何も聞えず、部屋の中に入ると、音楽が大きく聞こえました。これは慈悲なる師父が弟子を励まされているものだと分かりました。
 
 資料作成の手伝いが長くなると、歓喜心や顕示心や仕事をする心が現われました。一家3人の中で、私のパソコン技術は高く、操作が遅い父親にあれこれと文句を言い、両親に聞かれると、口を全然修めず、大笑いをして魔性のようでした。ときには、自分の仕事ぶりが真面目で、他人は自分のように入念にできないから、何でも自分でやろうと思いました。ある日、私は印刷した資料で小冊子を作ろうとしましたが、父親は「置いといて、お母さんにやってもらって」と言いました。
 
  そのとき、私は人心が現れ、どうしてやらせてくれないのかと考え、「私がまさかできないとでも言うの?」と言い返しました。その後、私は自分の言い方に驚いて恥ずかしく思いました。それから、私は積極的に協力し、私を必要とするところがあれば、すぐに協力しました。
 
 ときには、執着心がまた現れました。ある日、資料を作成しているとき、母親と言い争った後、私は「勝手にやってください」と思いながら部屋を出ました。出た後、私は突然、「これは大法弟子のすることなのか?」と恥ずかしく思いましたが、帰ったらメンツがないと感じて、ドアの前で少し躊躇しました。そのとき、師父の教えを思い出し、これは私が試練を与えられていると分かり、トラブルが生じた後、誰が先にトラブルから抜けられ、誰が先に自分が悪いと思い、誰が先に執着を放下できるかを見ておられると考え、私は部屋に戻りました。母親は相変わらず忙しくやっていましたが、私の口調がずいぶん柔らかくなったので、母も何ごともなかったように穏やかに返事してくれました。自分の心が変わったので、まわりの環境も変わりました。
 
 父親ともよく心性上の摩擦がありました。ある日、父親はプリンタに紙を間違えて入れました。私は父親に紙を出してもらいながら、文句を言いましたが、父親は逆に私を責めました。私は「どいて、どいて、私にやらせて、私がやったらこんなの間違わない」と怒って言いました。その後、私は自分がなぜ内に向けて探さなかったのか考えました。師父のおっしゃったように「運転手がスピード違反をしたことは確かです。しかし、彼もわざと人にぶつけたわけではありません。彼は不注意で事故を起してしまったのではありませんか?」(『転法輪』)父親は紙の入れ方を故意に間違ったのではありません。このトラブルで、私の闘争心や顕示心や仕事をする心などが暴露され、修煉があまりよくできていなかったことが分かりました。
 
 その日の夜、一家3人は自分の修煉状態について交流しました。すると、各自の不足が見え、多くの執着心を見つけることができました。それからは、大法の資料を作成するとき、お互いに協力し合い、何かあったらまず自分に向けて探すようにしました。
 
  法を正す過程で、正念を発し、真相を伝える
 
 初めて両親の指導の下で立掌して正念を発すると、涙が抑えられないほど流れ、正念を発した後、涙があふれました。自分でもなぜだか分からず、ただ、ある慈悲な力を感じました。その後、師父の経文を拝読して発正念の意味や、昔の誓約、恩を感じる心を理解することができました。これは、師父が私たちの封じられた記憶を呼び起こして、私たちに無辺の力を与えて下さり、私たちに史前の約束を実現させて下さるのです。
 
 ある日、私は学校の外に邪党の横断幕が掛けられているのを見て、それを解体するよう正念を発しました。2、3日後、あの横断幕は風で屋根に飛ばされました。またある日、私は建物に邪党の旗が立っているのが見え、強大な正念を発しました。その後、その邪悪の旗が消えました。先週、母親について真相スローガンを貼りに行きました。ある場所で運動している2人の老人がいて、私は彼らがしばらく離れるようにという一念を発すると、2人はこの一念の通りに離れました。母親は順調にスローガンを貼りました。私たちが離れた直後、その2人の老人がまた戻ってきました。本当に師父に加持されたと思いました。
 
 大法の修煉に戻って3年になりましたが、今年の夏休みに、直接顔を合わせて真相を伝えることが初めてできました。夏休み、叔母さんは1人の常人を連れてきて、「彼女に勧めてみてください」と言ってくれました。これは、師父が私に機縁を与えて下さっているのだと思って話し始めました。最初、心が落ち着かずあまりよく伝えられませんでしたが、徐々に落ち着いて話せて、恐怖心も消えました。相手は真剣に聞いて三退を表明しました。このように、私は外に出て真相を伝えるようになりました。
 
 表面上で見れば、私たちは法を正す中の小さい粒子ですが、師に手伝って法を正す中の役割は大きいのです。私たちがやったすべては常人にはできないことです。私は高い次元の生命が師について一層、一層と下に降りてきて、大法を得て衆生を救い済度し、成就することを書籍で読むと、涙があふれ、人間のものを放下できない理由は何もないと思いました。
 
 あっという間にかつての子供弟子は青年大法弟子になりました。修煉がまだできていない部分も多くありますが、大法は私の心の中に根を下ろしました。私は執着心を取り除き、誓約を実現し、真の自分の家に戻れるように精進いたします。
 
 慈悲なる偉大な師父に感謝いたします。初めての投稿で、大法に合わないところがあれば、ご指摘ください。合掌。
 
 (完) 
 
2010年12月10日


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