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新しい学習者が大阪城公園で真相を伝えた体験(一)

文/日本の大法弟子

(明慧日本)私は、2009年7月に修煉を始めた新しい学習者です。正法の最後の時期に大法に入られたことを、私は非常に幸運で誇りに思います。正法の環境を作ってくださった師父と同修に感謝します。学法をして、「三つのこと」をしっかり行ない、より多くの衆生を救い済度してこそ、師父の慈悲深い恩に応えられると思っています。
 
 私は大法の要求に沿って、自分の考えを正し、絶えず「私」の観念と欲望を取り除いています。着実に修煉するに従って、法理に対する理解も深まっています。修煉の道で、何に遭っても全て良いことだと自然に任せ、万事に師父の按排があり、困難と難関に遭ったら、自分は修煉者だと思い、絶えず心性を高め、「真・善・忍」を行為の基準として、大法の修煉の中で勇猛に精進しています。
 
 修煉期間がまだ短いため、法理に対する理解も限界があります。ここで、自分の修煉体験を皆さんと分かち合いたいと思います。
 
  一、心性の難関を乗り越える
 
 2007年10月、私は日本に留学した後、学校に通いながら魚屋でアルバイトしていました。日本でアルバイトをするのは、本当に苦に耐えて心性を高めるチャンスです。店でほぼ毎日上司に怒られ、仕事の内容も一番汚くて疲れます。しかし、中国より給料が高いため、私は続けてやりました。
 
 店に女の子の同僚がいて、彼女は私より年下ですが、1.8メートルの高さで、がっちりした体形です。彼女は先輩として、利口で上司の前で上手に自己アピールができます。気に入らない後輩をよく叱ります。私はこのような表裏相反の人間が大嫌いなので、彼女に軽蔑の顔をしました。そのため、彼女はずっと私に恨みを抱えています。私は店に行くたびに、彼女はいつも憎々しげな目で私を睨(にら)んで、私が少しでもミスをしたら、彼女はすぐ大声で叫んで、上司にわざと知らせます。また、彼女はいつも理由を探して私に怒ったり、時には殴ったりもします。本当に我慢できない時に彼女と喧嘩して、最後に上司に怒られるのはいつも私のほうです。修煉をする前の私は本当に困りましたが、修煉した後、これは偶然なことではなく、自分の業力を返すとともに心性を向上することだと納得しました。大法の指導のもとで、彼女に対する恨みを解消し、慈悲の態度で彼女に接し、最後に、彼女に怒られても、私は心を動ぜずにいられるようになりました。
 
 執着心を取り除く過程において、しっかり学法し、多く勉強するのは大切だと思います。師父の啓示を通じて、自分の執着心に気づき、発正念して自分の空間場をきれいにする時、自分の名利、色、欲、情などを放下するように、絶えず自分を浄化します。執着心がますます薄くなるにつれて、発正念する時、エネルギー場もますます強くなるように感じました。
 
 今、12人の同修が同じビルで暮らしています。晩に一緒に学法して、朝は一緒に煉功します。皆この環境を大事にしています。全体の修煉状態があまりよくないと感じたとき、以前は、「内に向かって探す」のは自分自身のことだと思っていました。今は、同修全員が1つの全体として内に探すべきだと考えています。互いに煉功の動作を是正して、発正念の時に眠そうな同修を注意し、善意を持って同修の執着心を指摘し、自分を厳しく律します。学法した後、みな交流を通じて、助け合って心性を向上します。どうやって内に向かって探すか分からない、執着が見つかっても取り除きたくないことは、私の修煉の次元を高めることにおいて、最も大きな2つの障碍になったと思います。また、自分の頭に存在している良くない観念、例えば、この同修はかつて私を傷つける事を言った、その同修にはどうして常人の心がこんなに重いのか、などの考えが、同修との交流を強く妨げています。これから自己保護の心を放下して、つい人を責めてしまうような良くない習慣を改めて、善意を持って積極的に交流し、人の欠点を包容し、一緒に進歩して精進の環境を作りたいと思います。
 
  二 大阪城公園で、日本人に真相を伝える
 
 しっかり学法し、煉功をしっかり行い、しっかり発正念をするのは、「真相を伝えること」の強い保証となっています。そして、問題と妨害に遭ったら、それを自分の心性を高めて、執着心を取り除く良い機会だと思います。
 
 週末になると公園の管理者は休むので、私たちは一日安心して看板を出してもかまいません。しかし、ある週末に突然公園の警備員が来て、看板を片付けるよう指示しました。同修は彼と言い争っていたので、彼の背後の邪悪を取り除くよう発正念をしました。このタイミングに警備員に真相を伝えるのはさらに効果的だと思って、私は警備員に、大法が中国で迫害されている真相、や看板を出す重要性を話して、また資料と新聞を渡しました。次の週、彼は大法の真相を理解した後、わざわざ謝りに来て、これから邪魔をしないと言いました。真相を理解した彼を見て、私はとても嬉しく思い、また師父がおっしゃった「理智をもって法を実証し、智慧をもって真相をはっきりと伝え、慈悲をもって法を広めて世人を救い済度する」に対して、さらに深く理解できました。
 
 日本人に真相を伝える時、ほとんどの日本人は理解を示してくれます。多くの日本人は中国共産党の本質が分かって、私たちの被った苦難に同情してくれます。
 
 ある日の午後、私は公園から帰ろうとする時、議員のようなバッジをつけた、60歳ぐらいの日本人男性が来ました。後で、彼は政府部門の公務員だと知りました。彼は中国の歴史と現状、国際情勢、宗教などにとても詳しくて、私は彼に大法が迫害を受けている真相、大法の現代人類にとっての重要性を教えました。最初、彼は大法を普通の宗教だと思っていましたが、私の細かい説明を通して、彼はやっと大法の真髄を理解したようで、帰ったらインターネットでもっと法輪功を知りたいと言いました。また、看板の中国語の説明の横に日本語訳をつけたら、きっとより多くの日本人が真相を知るために来るのではないかと提案してくれました。帰る前に、彼は両手で合掌して、私にお辞儀をしてくれました。
 
 またある日公園で、鹿児島から大阪に転勤してきた50代男性と出会いました。真相を聞いた後、彼はとても感慨深い様子で、よく仕事帰りにここを散歩して、ずっとここで何かを待っていたような気がする、と言いました。また、私を息子同然に思って、私の安全まで心配してくれ、私をとても純粋な人だと言ってくれました。最後に、涙を浮かべて惜別をして、これからもまた会いたいと言ってくれました。私は、自分が返本帰真の道を歩む修煉者だからこそ、彼の心を打ったのではないかと思いました。
 
 (続く) 
 
2010年12月11日


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