■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/12/12/mh135885.html 



新しい学習者が大阪城公園で真相を伝えた体験(二)

(明慧日本)
 
 三 大阪城公園で、中国人に真相を伝える
 
 真相を知らない中国人観光客に対して、私は自分の態度と言葉遣いに注意して、善意を持って対応します。たまに中国人観光客の聞きづらい言葉を耳にしますが、自分の心が動じないようにしてします。
 
 5月9日に、大阪城公園で関西の大法弟子は「世界法輪大法デー」を祝いました。当日は「母の日」でもあります。私が修煉をしていることで両親に大きな心配をかけました。両親から見ると、私は日本で何の業績もなく、学業を終えておらず、就職も結婚もしておらず、お金も儲けていません。だから毎回、実家に電話をかけると、両親の言う話題はいつもそれで、法輪功の真相を聞いてくれません。ただ私は海外にいるので、親は手が届かないのです。
 
 ちょうどその日に、私は大阪城公園で母とほぼ同年齢の2人の女性に会いました。1人は日本に10数年も住み、もう1人は仏教を信仰しています。2人とも大法の真相を知らなかったため、最初の会話はとても難しかったのです。でも私は諦めませんでした。彼女たちは駅までの道を知らないので、私は駅まで案内しました。途中、私はずっと真相を伝えました。彼女たちは、「私たちが人生で渡った橋はあなたの歩いた道よりも多いですよ。もし、自分の子供が海外に行って毎日こんなことをしているのなら、私たちはきっととても怒ります。あなたのお母さんの電話番号を教えて、電話をかけたい」と自分の子供を叱るように私に話しました。話を聞いて、私も本当に母の気持ちを少し理解できました。
 
 私を友達のように思ってください、と頼んだら、彼女たちはようやく落ち着いて、冷静に真相を聞いてくれました。抱えていた疑問が解けた後、彼女たちの態度も変わりました。最後に、日本に住んでいるその女性は、私は「法輪大法は素晴らしい」と覚えました、あなたのように法輪功学習者は良い人だからです、と言いました。私は、そう思ってくれて本当に嬉しい、と答えました。親戚に真相を伝える時も同様で実際の行動で彼らを感動させて、正しい道を歩めば大法の素晴らしさを分かってもらえると思いました。
 
 大阪城公園で観光客を案内するツアーのガイドさんに、大法の真相を理解してもらうのはとても大切だと思います。人間は流されやすい習性があります。看板を見る人が1人いれば、他の人も見ます。資料をもらう人がいれば、他の人ももらいます。他の人が「これを見ないで、もう行きましょう」と言ったら、本当に見るのを止めます。他の人がみな「これは真実だ」と言ったら、本当に信じるようになります。
 
 私は大阪城公園で、毎回観光客に「看板を見ないで」と注意するガイドさんに出会ったことがあります。1回目、私は彼と論争しましたが、彼はまったく聞いてくれません。2回目、私は「慈悲は能く天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し(『洪吟二』)」を思いついて、自分の喋り方を改善して、もっと優しく彼と交流しようと思いました。彼がみんなを率いて、公園を一周回って帰って来たとき、私は久しぶりの友人と再会したように、親しく彼に声をかけました。彼はとても喜んで返事をして、それから真相を聞いてくれました。次に、私は彼に「三退」を勧めたいと思います。
 
 今、毎日少なくとも30グループの観光客が大阪城を訪れます。一つのグループに少なくとも20〜30人います。中国人観光客に対する査証制限が緩められたら、きっともっと多くの中国の人が大阪城を訪れます。より多くの中国の人を救い済度するために、どのように協力したら良いかを、私たち大阪の大法弟子は検討すべきだと思います。
 
 師父は『2005年サンフランシスコ法会での説法』でこうおっしゃいました。「皆さんは目にしましたが、中国大陸からの旅行ツアーがたくさん訪れてきていますが、そこに非常に集中しています。ベイエリアのほかのところにも多くの華人がいますが、かなり分散しています。皆さんが真相を伝える目的はほかでもなく、もっと多くの衆生を救い済度するためですが、最も毒害されているのは中国の人なのです。表面から見れば、大法弟子は迫害に反対していますが、実は大法弟子の最大の責任は衆生を救い済度することです。これは法を実証することの真実の現れでもあります。大法弟子と中国の人々に対する迫害は悪党が中国大陸で発動したものなので、皆さんはほかでもなく中国大陸に的を合わせるべきです。つまり、中国大陸の人に対して行うべきということです。チャイナタウンはちょうど中国大陸からの人が集中的に訪れるところなので、ここをおろそかにしてはならず、大法弟子がさらに大きな作用を発揮することができるこのところを失ってはいけません。ですから、皆さんは考えるべきであり、ここを重要視すべきです。以前皆さんはここが非常に邪悪だと感じ、少し恐れていたのではありませんか? 誰が誰を恐れているのでしょうか?」
 
 「最も厳しい迫害の下で中国大陸の大法弟子は恐れおののくことなく、乗り越えてきました。かえって、鍛えられ成熟するようになりました。皆さん振り返ってみてください。実はこの迫害は順序がないように見えますが、形勢の変化、異なる情況の表れはすべて目的を持っているのではありませんか? 師父の望みであろうが、旧勢力が左右したのであろうが、最終的に大法弟子が煉成し、邪悪を解体することを目的としているのではありませんか? このすべてに順序がないということはあり得るのでしょうか?」
 
 四 まとめ
 
 正法は今日まできて、すべての大法弟子が衆生を救い済度するために存在しています。日本にやってくる中国人観光客もみな真相を待っています。多くの人はもしかすると、日本に一度しか来るチャンスがないかもしれません。彼らが中国共産党の悪影響をどれほど受けたかにかかわらず、今日、大法弟子に救われることを千万年も待っています。衆生を救い済度するのは難しいことで、難しいからこそ大法弟子は威徳を築き上げられるのです。今、衆生は我々の目の前に送られてきており、私たちが彼らを救わないと、将来、たくさんの人が淘汰されます。
 
 私たちが一丸となってよく協力して、もっと多くの衆生を救い済度できることを望みます。私はこれから「三つのこと」を引き続きしっかりと行い、自分をしっかり修めて、大阪城公園でもっと大きな役割を果たして、師父のご期待に背かずに、大法弟子としての使命を成し遂げようと思います。
 
 以上は個人の少しの修煉体験で、不適切なところは、同修の慈悲なご叱正を願います。
 
 (完)
 
2010年12月12日


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