湖南省:中学教師は刑務所で受けた拷問を暴露したとして不当起訴される
(明慧日本)湖南省平江県に在住の中学教師・李臥竜さんは法輪功修煉者である。李さんは津市刑務所で3年間の服役を受け、2010年7月4日に釈放された。しかしその後、李さんは、刑務所で受けた迫害を暴露した理由で家に帰った52日後、再び警官に連行された。そして、2010年11月30日に再度起訴された。
李臥竜さん(45歳男性)は、湖南省平江県の第4中学校の教師である。法輪功の修煉を放棄しなかったため、これまで警官に数回にわたって連行、監禁された。
2001年5月、李さんは民衆に法輪功の素晴らしさと、法輪功に無実な罪を着せられたという事を伝えたため、警官に連行され、県の留置場に30日間拘禁され、4,000元もゆすり取られた。李さんはさらに、県の教育局に2カ月間の停職処分と6,000元の給料をカットされる処分を受けた。このことで、重病を患っている李さんの妻がショックを受けて倒れ、救急車で病院に運ばれた。
2007年7月4日、李さんは「信仰は無罪、迫害を停止すべき」というチラシを貼ったため、警官に連行され、留置場に入れられた。その後、懲役3年の不当判決を言い渡された。李さんは自分が法律に違反する行為をしていないので、犯罪者として扱われるのは不当だと思って、刑務所での強制労働を拒否した。そのため、警官に腕の肉の中に手錠が食い込むほどきつく締められた上、吊り上げられた。
2009年5月から2010年6月にわたって、警官は受刑者24人を使って、25通りの手段で李さんを苦しめた。例えば、李さんは、常に理由もなく、受刑者らの手の平、足、靴、ベルト、そしてスタンガンで殴られた。また、針で刺されたり、冷水をかけられたり、便を口に入れられたり、歯ブラシで肛門をこすられたり、食事を与えられなかったりし、トイレに行かされなかったりするなどである。
警官は李さんを監視する囚人に、「体の表面に傷が残らないように、背中、胸、頭を殴れ! 誰に聞かれても、殴ったことを認めるな」と指示した。李さんはそれにより、常に体が血まみれで、血便や吐血が続いていた。
李さんは刑務所で拷問と虐待を受けた3年の間、李さんの妻は重い病気にかかっていたが世話をする人がいなかった。李さんの妻は、脳腫瘍、肝臓の病気、精神病などを患って、自立生活ができなくなり、数回にわたって自殺を図った。
今年の7月4日、李さんはやっと釈放されて家に帰った。このときの李さんは白髪ばかりで、骨と皮ばかりにやせこけて、とても老けて衰弱した様子だった。李さんの妻は、李さんの惨めな姿を見てひどいショックを受け、8月1日にこの世を去った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年12月13日
明慧ネット:jp.minghui.org
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