■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/12/17/mh181035.html 



北京市:正義ある弁護士が法輪功修煉者の無罪を弁護(写真)

(明慧日本)法輪功修煉者・李秀芹さん、李艶栄さん、姜紅さん、李孝梅さん、宋丹さん、張秀英さん、李淑雲さん、李俊英さん、裴誌福さんは2010年12月2日、黒竜江省の湯原県裁判所に弁護士と家族がいない状況下で不当判決を下された。今でもその修煉者たちは、一連の迫害に不屈な精神を貫いている。李秀芹さん、李艶栄さんは北京の弁護士に無罪の弁護を依頼した。
李秀芹さん
姜紅さん
李俊英さん
李艶栄さん
李孝梅さん

担架で李秀芹さんを裁判所の中へ送り込む警官ら


 2010年7月1日、李秀芹さんは10人の修煉者とともに、湯原県吉祥郷で法輪功が迫害されている内容のチラシを配布したときに真相の知らない村民に告発された。そして、現場に到着した同県公安局に、全員が吉祥郷派出所まで連行された。その後、数々の拷問などでさんざん迫害を受けていた中で、修煉者・宋慧蘭さんは危篤に陥ったために家へ帰され、裴誌福さんは自力で歩けなくなったことで一時出所による治療を許された。
 
 残りの8人の修煉者は湯原留置場でずっと拘禁され5カ月が過ぎた。その間、囚人服の着用を強いられ、灌食を強行され、家族との面会を禁じられ、数々の迫害を受けた。
 
 12月2日開廷の当日、湯原県公安局が制定した「12.2安保工作方案」によって、裁判所に70人あまりの警官を集め、警戒線を引いて各箇所に警官を配備し、ビデオで撮影して人々の裁判所への出入りを監視した。また、家族側と弁護士に対して身体検査を強いたうえ、弁護士はペンさえ持ち込むことが許されなかった。
 
 法廷で告訴人に「法律の実施を妨害する」と誣告されたとき、李艶栄さんの弁護士は被告人をはじめ、告訴側にも弁護側にもいったい被告人がどの法律の実施を妨害したかもはっきりしないと指摘した。また、弁護士は次のように述べた。修煉者はみな善良で会社や民衆に害を与えることがなく、かえって心から社会に役立ちたい良い人になろうとしている。本案の当事者もごく普通の修煉者であり、体の健康と道徳の向上を願って修煉しているだけだ。これのどこが政治目的で法律の実施を妨害したのか。
 
 こうして、事実と憲法をもとに、李艶栄さんに対する無罪を強調した正義ある弁護士の弁護の前で、裁判長・盧林と告訴人・張弘は答える言葉すら見つからなかった。また、真実を知らなかった修煉者の家族や傍聴人はその場の正義に圧倒され、直前に考え方を変え、事実と証拠及び法律に照らしても、法輪功の修煉者に罪はないとの見解を示した。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを參照)
 
2010年12月17日


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