黒竜江省:法輪功修煉者が受けた不当拘留・恐喝
(明慧日本)2010年3月18日、中国・黒竜江省の法輪功修煉者・邱秀芹さんはスーパーマーケットの前で法輪功が迫害されている内容のチラシを配布したとき、牡丹江先鋒派出所の私服警官10数人に身柄を拘束され、その後留置場まで連行された。15日間の不当拘禁の間、同派出所は邱さんの家族から多額の金銭をゆすり取った。
連行された当日、邱さんは先鋒派出所にある小さい部屋で椅子に枷でかけられながら、女性の警官にボディチェックを強いられた。所持していたDVD、MP3、携帯電話、現金1300元、チラシなどが没収された。トイレへ行ったときは、邱さんが副所長に押し倒されて便所のドアにぶつけられた。
邱さんは人々に法輪功の無実を伝えるためのチラシを配布したことは、法を犯していないと確信し、警官の尋問に協力し尋問調書を作られた。まだ、副所長は家族の電話番号を邱さんに書かせた後、ただちに邱さんを牡丹江第一留置場へ送り込んだ。
留置場で健康診断を受けるとき、邱さんは20元をゆすり取られた。15日間の不当拘留を強いられた邱さんは釈放された後、自分の家族まで影響が及ぼさないよう家に帰らずに放浪生活を余儀なくされた。
邱さんの母親は、娘が弟の電話番号を派出所で書いていたことにショックを受けてかなり悩んだので、体調がひどく悪くなった。一方、邱さんの夫と弟は釈放を条件に渡した6万元を、牡丹江610弁公室及び国保(国家安全保衛)大隊は着服した。
上記の機関は着服した邱さんの家族からゆすり取った金を、高級レストランで食事をしたり、風俗店やマッサージの招待をしたりすることに流用した。それだけでなく、610弁公室は邱さんの家に立ち入り、パソコンやプリンターなどを没収した。
上記のように、邱さんが受けた暴行、不当拘留、嫌がらせ、家族への金銭の恐喝など、数々の迫害を暴くことを通じて、中共(中国共産党)当局の法輪功修煉者への迫害を一刻も早く停止させるように呼びかけている。
2010年12月18日
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