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台湾:高雄県議会、人権侵害を犯した中共関係者の入国拒否議案が可決(写真)

(明慧日本)12月10日の「世界人権デー」にあたり、台湾高雄県議会は「人権侵害を犯した中国共産党(中共)政府関係者の台湾入国を拒否するよう中央政府に呼びかけた。「中共犯罪者を招待しないよう高雄県各政府部門への提案」という議案を全会一致で可決した。議案の提案者・陳慧文議員は「すべての正義ある方々は、我々と共に、正義の声を出して、国際社会に呼びかけ、民主や法制のある国をも参加させるように、独裁的かつ人道のない中共政府を譴責しよう」と、提案の趣旨を説明した。 
 
議案が可決した後、記者会見を開いた高雄県議会

中共が法輪功を迫害した事実を暴露した資料

 記者会見で、各議員は議案可決について感想を語った。下記は摘録した一部の発言である。
 
 張文瑞氏「この議案が可決できたことは意義深いです。人権や自由が侵害されることに対して、我々は断固として反対します」
 
 林連森氏「中共は信仰を残酷に迫害しています。さらに、人体の臓器を摘出して販売しています。皮肉なことに、これらの人権侵害を犯した政府関係者らは正々堂々と台湾に入ることができ、招待されました。もっと世論を動かして、この提案の実施を中央政府に促しましょう」
 
 許慧玉氏「人権を保障し、尊重することは、国が発展したかどうかを判断する重要な指標の一つです。生命を互いに尊重してこそ、初めて地球が平和で、和気藹々の状態になれます」
 
 元国策顧問官の周平徳氏「人権発展といえば、台湾は見本です。よって、台湾人は基本的人権を重視すべきで、人権を支持すべきです。中共はデマばかりで、大国にもかかわらず人権や信仰の自由がないのです」
 
 中正大学の陳加塀助教授「黙っているのではなく、法輪功を支持することは法輪功のためだけではなく、良心のためでもあります。法輪功はただ修煉する団体なのに、迫害されるのは非常におかしいです。中共は経済利益の誘惑などの手段を使って多くの人を黙らせました。良心を持って、法輪功を支持するよう皆に呼びかけます」
 
議案の提案者・陳慧文議員

 議案の実施について、陳慧文氏は「立法院、そして他の7県・市もこのような提案を可決しましたので、民意を代表しています。こうして、地方世論を中央につなげ、中央にこの議案の実施を促し、監督し、台湾の『人権立国』という国際イメージを守りましょう」と強調した。 
 
2010年12月19日


(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/12/12/121913.html
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