■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/12/19/mh205343.html 



妨害を排除し、法の暗記を続ける(一)

文/武漢の大法弟子

(明慧日本)私は1999年に修煉を始めましたが、何カ月も経たないうちに、邪悪な勢力により大法および大法弟子に対して、大規模な迫害が起こりました。偉大な師父の慈悲のご加護の下で、なんとか今日まで修煉の道を歩んできました。感謝の気持ちで胸が一杯になり,恥ずかしく思う気持ちは尽きないのですが、たくさん学法することを通して、大法の貴重さを心から知りました。
 
 師父は『法輪大法義解』の「北京法輪大法指導員会議での提案 」の中でこのように説法されました。「現在長春では本を暗記している人は一万人以上います。彼らはいま法を学んで一つの何の状況を形成しているのだろうか? つまりそこに座って学び始める。本も要らない、彼が初めから本を暗誦し、止めて、もう一人は続けて暗誦する、少しの間違えもない、一字でも間違えないように暗誦する。それからあなたが一段を暗誦したり、彼が一段を暗誦したりする、このように続けて暗誦する」
 
 こんなにも貴重な大法ですから、もし師父のご説法を暗記できれば、どんなに素晴らしいことかと思いました。心の中ではずっと法を暗記する願望がありました。第1回目は第七講まで暗記しましたが、仕事が忙しくなって最後まで続けられませんでした。第2回目は第三講まで暗記しましたが、体は病魔の迫害に遭って、右足の激しい痛みは4日間も続けて、その後は少し好転しましたが、この迫害はしばらく続いたのでできませんでした。法の暗記は再度中断しました。法を暗記するたびに妨害にあって、暗記を放棄せざるを得ませんでした。
 
 2009年に、師父の按排で長期にわたって法を暗記するある同修と交流しました。同修は私の状況を聞いた後、次のように話してくれました。「あなたはどうして最後まで続けられなかったのか、それはあなたに堅い意志がなく、妨害が入ると放棄してしまったからです。もし、あなたにとても強い意志があれば、師父は必ずあなたを加持してくださって、あなたは最後まで続けることができるはずです。同修の話を聞いて私は目覚めました」ここで、私の法を暗記することの続けられない問題点を言ってくれた同修に感謝します。
 
 その時から、私は再び法を暗記し始め、毎日数段落を暗記しています。時には、法を暗記しようと思って本を手にしたら、外から音楽が流れてきて、本を横に置いて、テレビにスイッチを入れて番組を楽しみながら少しくつろいで、こんなに急いで法を暗記しなくて大丈夫だと、頭の中では激しくそういう言葉が浮かんできます。何日間か連続してこのような妨害がありました。本を手にすると、すぐ人を惹きつける音楽が耳に入って、取り敢えず暗記をやめて聞いてみようという気持ちになってしまい、私をテレビの前に引っ張る何かの力を感じ、私は強い意志でそれを排除し、数日後、このような妨害が消えて、法を暗記する状態もますます良くなってきました。
 
 法を暗記する過程においては、さまざまな妨害がありましたが、そのつど法で自分を正し、障害を突破し、困難を乗り越えることができました。
 
 2010年4月のある日、夫が仕事先から帰ってきて突然私に言いました。「もし公証人が来たら、あなたは何も知らないと言ってください」どういうことですかと夫に聞いたのですが、夫は何も言ってくれず、私は少し落ち着きませんでした。夫の仕事先は地元ではないので、普段会社のことは、夫は私には何も言わないし、私も何も聞きません。今日、彼はわけの分からないことを言って、もしかしたら何かあったのかと思って、夫を問い詰めました。夫は事実を言ってくれました。夫の会社は数百万元の借金をしていますが、商売がうまく行かず、借金を返済するお金がないのです。もし、自分が公安局に逮捕されたら、気にしないで、何もやらないでほしいと、夫は言いました。夫は会社の財務責任者なので、当時、彼が契約書に署名したのです。責任重大で、下手をすると、借金を返済するために私達が今住んでいる家も公証人に競売を掛けられてしまう可能性があります。夫の話を聞いて、私はしばらくの間ぽかんとしました。
 
 この数年間、迫害のため、私の収入はとても少なく、生活はほとんど夫の給料でまかなっていますので、彼の会社は順調に行っていると思ったのです。私は修煉者の慈悲と穏やかな心を保ちながら、いつも通り毎日法を暗記し、会社に出勤して自分の仕事をやり遂げます。私は夫に少しも愚痴を言わず、善意を持って彼のことを心配し、彼を励ましました。「法輪大法は素晴らしい。真、善、忍は素晴らしい」と心の中で黙読すれば大丈夫です。このことは初めから最後まで2カ月が経過しました。その間、公証人は私達の家を見に来て、さまざまな試練を前に、いろいろな人心に苦しめられました。私は絶えず法を暗記しました。不思議なことに、状況は日に日に良くなってきました。まずは、夫の会社の社長は、夫の全ての責任は会社にあり、具体的に仕事を処理する人とはいかなる関係もない、という協議書を書いてくれました。その後、監査部門の監査を通して、会社の損失は全て帳簿に載っており、全部根拠のあるものだと分かりました。そして最後に、夫の会社の職員全員が無事でした。
 
 こんなに大きな妨害と苦しみを経験しましたが、法を暗記することは少しもそれに影響されませんでした。時には5分間で一段落を暗記でき、それに暗記すればするほど早く暗記できるようになります。法を暗記する過程で、法に対する理解が早くなり、そして暗記すればするほど法をはっきり理解することができ、暗記すればするほど暗記したくなります。法を暗記することは本当に楽しいです。実は普段もいつも本を読んでいますが、どうして法を暗記する時に理解できる法理が普段は理解できないでしょうか? それに、大法の威力も感じないのです。法を暗記するとすぐ法を理解でき、法の指導の下で、早く執着心を取り除くことができ、三つのことをしっかり行うことができます。同修とどんなに大きなトラブルが生じても、法を暗記し続けさえすれば、すらすらと問題が解決します。
 
 (続く) 
 
2010年12月19日


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