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吉林省で不当拘禁中の法輪功修煉者、家族との面会を許されず

(明慧日本)吉林省在住の法輪功修煉者・劉広智さんは、法輪功の修煉を放棄しないという理由で不当判決を下され、公主嶺刑務所に監禁された。2007年7月に、連行されてから3年以上が経過したが、警官は、劉さんが「転向」しないという理由で家族との面会を一度も許さず、家族に精神的ダメージを与えた。
 
 2010年12月2日、劉さんの親戚3人は、バスで数時間かけて劉さんに会いに行ったが、公主嶺刑務所の警官に「転向していない法輪功(修煉者)か? 地元の610弁公室の紹介状を持っていないと面会できない」と追い返されたという。
 
 親戚3人は「私たちは70歳に近い年寄りですが、とても苦労してここに来ました。劉さんの父親は癌になり、劉さんの母親が今その世話をしています。私たちは今日その劉さんの両親の代わりに面会に来ました。どうかお願いします」と粘り強く頼んだが、警官は「決まりだから、何を言っても無駄だ」と言った。
 
 親戚3人は、仕方なく劉さんと会うことをあきらめた。しかし、「着替えだけは渡してほしい」と頼んだが「ダメだ」と断られた。親戚3人は仕方なく、所長に会おうと考えて、刑務所内を探したが見つからなかった。警官に「所長は刑務所内にいる。お前たちは入れるか?」と言われ、親戚3人は劉さんに300元預けただけで所長とも会えずに帰った。
 
 情報筋によると、劉さんは公主嶺刑務所でひどい拷問を受けたという。2010年、同刑務所は洗脳班を設置し、法輪功修煉者に対して集団転向を行い、信仰の放棄を強制した。劉さんは「転向」しないため、1カ月以上にわたって唐辛子を混ぜた水や、塩水を灌食された。
 
 公主嶺刑務所は、法輪功修煉者に対して最も残酷な手段を使って迫害する所となっている。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

2010年12月23日

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