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遼寧省:最愛の娘が連行され、悲嘆にくれた母親が死亡

(明慧日本)遼寧省沈陽市に在住の法輪功修煉者・劉素蘭さんの母親が病気になり、劉さんは精根込めて看護をしていた。劉さんは、以前ひどい精神病を患い、不眠症のため苦しい日々を送っていた。しかし、法輪功の修煉を始めてから病気が治り、母親もとても喜んでいた。今年7月、70歳になる劉さんの母親は、突然脳血栓の症状が現れ、妊娠7カ月の劉さんは、母親を家に連れて帰って看護をしていた。母親が少しずつ回復したため、安心して家に戻った。 
 
 劉さんの出産日が近づくにつれ、劉さん一家は子供の誕生を心待ちにしていた。しかし、2010年9月29日午後2時、劉さんは地元の警官に連行された。理由は、沈北新区の新任書記・張景輝が上司に功績を見せるためと、沈北新区610弁公室の法輪功を迫害する悪行が暴露されたためであり、警官は国保(国家安全保衛)大隊と結託して劉さんを連行した。 
 
 劉さんは3カ月間拘禁されていたにもかかわらず、家族は知らされずあちこち探し回っていた。610弁公室から送られてきた逮捕状を見て、初めて連行されたことを知った。家族は、劉さんの母親にはこの事実に耐えられないと心配して教えなかった。その後、母親は娘が連行されたことを知り、衝撃のあまり言葉を発することができなくなった。手足も動かなくなり、泣いてばかりいた母親を家族はすぐに病院に入院させた。
 
 しかし、2010年12月14日に劉さんが実刑判決を下されたことを知った母親は、悲嘆にくれ、娘の顔を見ることなく亡くなった。劉さんは母親が亡くなったことさえも知ることはできなかった。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2010年12月27日

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