■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/12/27/mh280873.html 



真相を伝えたときの感想

文/中国の大法弟子

(明慧日本)最近の同修との交流を通じて、私は人に真相を伝えることにおいて多くの同修がますます成長し、ますます良くなって、真相を知った人々がだんだん多くなり、「三退」の数も増えて、喜ばしいことが多くなっていると感じました。しかし、それでも交流を行い、もっと正しく行わなければならないと思っています。
 
 その理由の一つ目は、少数の同修は理知が不十分で、真相説明と資料を配る時に「英雄豪傑」の行為が現れます。例えば、ある同修が巣窟(留置場など)の近くで発正念をしていたときに、見知らぬ常人が通りかかって真相も説明もせず資料を配りました。結果、その人が警察に告発して、同修は捕まり、留置場や洗脳班に連行されて迫害されました。また、一部の同修は真相を伝えるときに、相手がまだ真相をはっきり分からない状況下で、無理強いに資料を配って、真相を知らない人に告発され、その同修は迫害を受けるようになりました。
 
 二つ目は、真相を伝えるるときの話の内容の次元が高すぎるか、大げさな話をしすぎて常人が理解できず、受け入れられないことです。一部の同修は、口を開いて話す最初の言葉が「私はあなたを救いに来た」でした。そこで、常人は理解できず、話を聞き入れなくなるのです。
 
 三つ目は、主観意識が多すぎて、知識、文化的なことを多く話して、人によっては逆効果になりました。
 
 上に述べた状況に応じて、私達は法を多く学び、法をしっかり悟って、「理智をもって法を実証していき、智慧をもって真相をはっきりと伝えていき、慈悲をもって法を広めて世人を救い済度していき」(『精進要旨ニ』「理性」)直接顔を合わせて真相を説明するときは具体的な情況に具体的に対応しました。もし、政府の役人や退職した人に出会ったときは、平安、健康のことから、今と昔を比べて彼らの心を開き、次第に真相を説明し、「三退」を勧めました。一般人に出会ったときは、中国共産党の腐敗堕落から始めて、蔵字石(岩壁に「中国共産党亡」の字が浮かび上がっている)のこと、民衆の三つの困難(診察が困難、就職が困難、住宅探しが困難)から話を始めます。物価が不安定で、経済問題が多く起きるなどの人民が安心して生活できないところで、見えること、触れられること、明らかになっていることから「三退」を勧めました。このように時機が熟すれば事は自然に成就して、相手が真相資料を要するときは資料を渡し、無理強いに配らなくなって、希望通りに事が運ばないことが少なくなりました。
 
 師父は『転法輪』の中で「(師は入口まで導くが、修行は各自にあり)と言われているように、誰も修煉を強要しませんし、無理にやらせることはありません。修煉するかどうかはあなた個人の問題で、つまり、あなたがどの道を歩むか、何を求めるか、何を欲しがるかについては、誰も干渉する人はおらず、ただ善をなすように勧めることしかできません」と教えられています。
 
 私たちは真相を伝えるときに、レベルの高い話をしてはいけません。さもなければ逆効果になります。私達はただ真相を伝えて、相手の反応によって説明を進めて、相手の殻を破れば「三退」まで勧めます。大法が素晴らしいことを知れば充分です。
 
 師父は『大紀元会議での説法』で「人間の心が本当に正しくなれば、その一言、一念だけで、その人は現在ではなく、将来に属する人になり、ならずもののスパイも成す術はありません」とおっしゃいました。人を救う残りの時間が少ない状況下で、私達が真相を伝えることで人の善念を啓発することができ、相手が真相を知り、大法が素晴らしいことを知り、三退をして、自分で自分のすばらしい未来を選択することができるようになることが、私達の目的です。 
 
2010年12月27日


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