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しっかり学法して、執着を取り除く(一)


文/日本の大法弟子

(明慧日本)
 
 尊敬なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!
 
 師父は、「簡単に手に入れたからといって、簡単にそれを失ったりしないように、これはなによりも貴重なもので、どれほどの価値を持つものか計り知れないものなのです」(『転法輪』)とおっしゃいました。自分は本当に恥ずかしいと思います。修煉して1年間、時には精進して時には怠り、時には法の奥深い内包に感動して、また、時には法の摩訶不思議なことを疑ったりします。この一年間で、大法は良いと分かっていますが、師父と大法を100%信じることができていませんでした。
 
 有難い確信
 
 まず、大法に対して、私の認識が感性から理性に昇華した過程を、報告をしたいと思います。この過程を参考にして、皆さんの法に対する確信が強くなれることを望みます。
 
 一言で言うと、私は丸々1年をかけて、やっと理性的に法を認識でき、今日のように大法に対して100%確信でき、やっと本当に大法の中の一粒子になれました。実は、『転法輪』を最初に読んだ時、それほど大きな感動がなくて、他の同修が言ったようなずっと探していた、待っていた感じがありませんでした。病気治療や大法を試すような良くない思いを抱えて大法に入ったのです。
 
 こんなに良くない思いを抱えても、慈悲深い師父は私を受け入れてくださいました。当日に飲酒の習慣を取り除いてくださいました。以前、家に帰ったらすぐ冷蔵庫を開けてビールを飲みましたが、今、不思議にもお酒にまったく興味がなくなりました。同修に話したら、師父があなたの身体を浄化してくださった、と教えてくれました。
 
 修煉を始めた当初、うれしくて興奮して、何週間も落ち着きません。しかし、ずっと学法の状態があまりよくなく、大法が良いと分かっても心を静めて読むことができませんでした。時には一日一講も読めません。どうして主意識がしっかりしないのか、思想の業力が多すぎたせいか、と悩んでいました。それでも、土曜日の集団学法に積極的に行っています。
 
 普段、「三つのこと」もやっています。今年3月に神韻宣伝をした時、師父のご加持を感じられ、学法の状態が少し改善できました。
 
 仕事のため3月末に私は大阪に引っ越してきて、同修たちと同じアパートに住みました。同修と一緒に学法、煉功、交流をして、この環境の中で自分も励もうと思いました。みんな朝4時50分から5セットの功法をやって、夜8時から一緒に学法して簡単な交流を行います。このように、師父の慈悲なる按排で、ここの学法グループができました。
 
 引っ越す前は、一人で安逸心を克服できず、朝起きられなくて夜に煉功していました。座禅の時の足の痛みが苦手で、座禅時間を短くして、もしくはしない場合もありました。そのため、大阪に引っ越してからも、朝は起きられなくて、もしくは起きてもとても眠かったです。このような状態が2週間続きました。通勤の1時間半に、電車の中で学法していました。最初、本を読むより説法のテープを聞くほうが楽ではないか、とずるい考えで、『広州説法』を聞いていました。しかし、聞きながらよく寝てしまいました。師父や大法を尊敬することができませんでした。それから、電車の中で法を読むようにしました。しかし、寝るばかりでした。
 
 第5、6週目から、状況が変わり始めました。昼間は眠くなくなり、電車の中で法を読める時間も長くなりました。このようにして、5月9日「世界法輪大法デー」から、学法の状態がぐっと良くなり、学法が一つの楽しみとなって、眠くもないし疲れもなく、集中できました。修煉してから初めて学法の楽しさを感じました。
 
 後になって、すべての良くない状態は業力の邪魔であり、大法に疑問を持たせ、大法から離れさせようとしていたと分かりました。修煉者は誰にもこの試練があり、業力を滅しながら法に対する確信が試されています。つまり、修煉には近道がないのです。
 
 (続く) 
 
2010年12月28日

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