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黒竜江省:610弁公室に迫害され、法輪功修煉者が一家離散に追い込まれる

(明慧日本)黒竜江省富錦市に住んでいた法輪功修煉者・袁玉龍さんは2010年12月21日、息子夫婦の袁守江さんとキョウ金芬さんとともに警官に強制連行された後、深夜まで不当に尋問を強いられ続けた。現在、3人は富錦市留置場で拘禁されている。
 
 連行の当日、上街基派出所の警官・張福才所長、趙武、王中印、鄒科ら5人は、袁玉龍さんの家に立ち入ると、袁さんに、「まだ法輪功を続けるのか、息子夫婦はどこにいるんだ」と叫んだ。そして、袁さんの反対を押し切って、ビデオで家に法輪功の関連書籍があった証拠をとり、家宅捜索を始めた。続けて、電話で富錦市国保(国家安全保衛)大隊を呼び出し、沈静元ら5人が袁さんの家に侵入した。そこで騒ぎ始め、家の物を散らかしたうえ、パソコン、印刷機、MP3、携帯電話、法輪功の関連書籍などを没収した。
 
 袁玉龍が連行された後、警官らはキョウ金芬さんの実家で袁守江さん夫婦を強制連行した。
 
 富錦市610弁公室は政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)と結託して、すでに1カ月にわたって、地元の法輪功修煉者に「三書」を強制し、嫌がらせなどの迫害を加えていた。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2011年01月07日

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