黒竜江省:法輪功修煉者に不当判決を下した裁判官・宋佩侠が告発される
(明慧日本)黒竜江省佳木斯(ジャムス)市の公安局長青出張所は2010年12月27日、令状の提示もなく法輪功修煉者・王麗新さんと、李秀栄さんを不当逮捕した。しかし、ジャムス市中級法院(裁判所)の裁判官・宋佩侠は、無実と知りながら調査もせず、弁護士の証拠書類を見ないまま、王さんと李さんに不当判決を言い渡した。現在、王さんと李さん2人は裁判官・宋を告発し、判決の撤回、および事実関係を明らかにし、釈放を求めて告訴中である。
裁判官・宋は、憲法や法律を執行するべき立場にありながら、事実関係を無視し、法輪功修煉者・王さんと李さんに無実の罪を着せて大きな屈辱と損害を与えた。現在、王さんと李さんの2人は、黒竜江省女子刑務所に監禁されている。家族は不当判決を言い渡されたことすら知らなかった。
王さんと李さんは、中共のデマに騙された人によって密告され、2010年7月19日にジャムス市長青公安出張所の警官に連行されて迫害された。その後、ジャムス市郊外裁判所は10月23日、判王さんに懲役3年6カ月、李さんに懲役3の判決を言い渡した。裁判は密かに行われ、家族も弁護士も、傍聴者もいないまま、公安局と郊外裁判所の勝手な進行によって行われた。
不当判決を受けた2人は弁護士と相談し、11月14日にジャムス市中級法院に公安当局を上訴した。しかし、この案件の担当裁判官・宋は、審議の過程で事実関係を調査しようともしなかった。弁護士とも接触せず、連絡しても返事もなかった。故意に当事者と彼女らの弁護士を避けていた。しかし、中級法院の判決は、郊外裁判所の不当判決を認めたうえで、2人の上訴を取り下げる結果となった。現在2人は、法律の基準と事実関係を無視した裁判官・宋を、黒竜江省高級法院に告訴している。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2011年01月12日
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