【世界の法輪功修煉者】風車の国、オランダ(写真)
(明慧日本)「風車の国」として親しまれているオランダは第二次世界大戦中、中立の立場を宣告したにもかかわらずナチスに占領された。『アニーの日記』から、当時のユダヤ人がどれほど恐怖に怯えて日々を過ごしたか想像できる。オランダ人はこの歴史を振り返り、自由をより一層重んじるようになり、迫害の前では「中立」という立場がないと身にしみて分かった。
1999年7.20、中国共産党(中共)により法輪功を中国から抹殺する運動が始まってから、全世界の法輪功修煉者は絶えず迫害の真相とその深刻さを訴え続けてきた。その結果、迫害の実態が徐々に世界に知れわたるようになった。オランダでは多くのマスコミが真相を知った後、自ら中共の嘘と暴行を積極的に報道し、迫害の実態をより多くの人に伝えてきた。
以下は、主な報道から抜粋したものである。
国営テレビ、中共当局が捏造した天安門焼身自殺の真相を報道
2005年3月14日、オランダの国営テレビは時事評論の特集として、「NETWERK」が制作した法輪功迫害に関する映像を放送した。
映像は、まず法輪功が1992年に中国で公に伝えられてから、7000万人の愛好者を惹きつけ、中共の党員数を上回ったこと、そして、中共が1999年に弾圧に踏み込んだことから紹介した。その後、「天安門焼身自殺」の映像を流しながら、疑問点を分析した。中共当局がでっちあげた惨劇だと結論付け、これはすでに1500人以上(当時)を死に追いやった拷問とは別の迫害手口だと指摘した。
|
彼らは「法輪功修煉者」と自称 |
|
|
20本もの消火器を積んだ2台の車が素早く駆けつけた |
|
|
王進東の両足に挟まられたペットボトルは烈火に溶けていない |
|
|
焼身自殺の疑問点を追求する制作者 |
|
|
殴る犯人 |
|
続いて、中共が制作した、陳果と母親が受けたインタビューの映像が放送された(2003年、オランダで一度放送した)。その後、焼身自殺の真相を暴露するドキュメンタリー「偽りの火」が放送された。映像はオランダ語で吹き替えされ、字幕も付いた。
オランダテレビ、トップニュースで中共の臓器狩りを報道
2006年7月14日、オランダテレビ2チャンネルは、夜のゴールデンタイムに、「中国の臓器売買」というタイトルで、中共が法輪功修煉者の生体から強制的に臓器狩りしている事件を報道した。番組は、臓器狩りの調査員でカナダ政府元大臣のデービッド・キルガー氏、欧州議会副主席エドワード・マクミラン・スコット氏、迫害被害者にインタビューし、大規模な臓器狩りが中国で確かに存在していると報道した。
|
法輪功修煉者「中国の刑務所でさまざまな拷問を受けた」 |
|
|
テレビ2チャンネルがトップニュースで臓器狩り事件を報道 |
|
|
中国で修煉者と接見した欧州議会副主席「調査の結果は想像を絶する」 |
|
|
調査員・カナダ政府元大臣「中共はナチスでもしなかったことをしている」 |
|
後に、オランダの10数社のマスコミが競うように臓器狩り事件を報道した。
オランダ通信紙「臓器狩りに断固反対」
2008年12月12日、オランダ通信紙は「臓器狩りに断固反対」との記事を掲載した。法輪功修煉者を対象とした臓器狩りの調査報告を作成した一員でもある、カナダの国際弁護士デービッド・マタス氏が、オランダ・ロッテルダムで開かれた「人権と生物医学の会議」で報告した、「臓器売買の被害者=中国の法輪功修煉者」のレポートが取り上げられ報道された。
また、2002年2月14日、あるオランダ人が、西洋人法輪功修煉者による天安門広場での請願活動に参加し、中国警察に暴力を振るわれた事件が、多くのマスコミに大きく取り上げられ報道された。