湖南省女子刑務所で法輪功修煉者が7年間受けた迫害
(明慧日本)懐化市鉄路局の元職員・李世栄さん(60代)は2003年、「真・善・忍」に基づいて法輪功を学んでいることを理由に、懐化第二留置場で拘禁され、懐化市鶴城区の裁判所による懲役7年の不当判決を受け、湖南省女子刑務所に拘禁された。
以下は、上記機関で李さんが受けた迫害状況である。
一、李さん1人につき監視員2人が24時間体制で監視する。二、トイレやお風呂に入るときにドアを閉めることを許されない。三、寝るときにじっと足をまっすぐに伸ばすことを強制される。四、会話の禁止。五、他人のベッドの前で立ったり座ったりすることを禁じられる。六、廊下の通路で洗濯物を干すことを禁じられる。七、明かりをつけたまま寝ることを強制される。八、法輪功の煉功の禁止。九、法輪功書籍の読書禁止。十、独房監禁(約2坪)で緊迫感が迫る環境に置かれる。十一、人格を侮辱する目的でひどく罵られる。
このように、李さんは入所してから、基本的人権に背く過酷な管理をされ続け、数々の迫害によりさんざん人権を蹂躙されていた。
2008年、看守はゴミを拾う労働との口実で李さんを呼び出した後、看守10数人が布で李さんの口を塞ぎ込んだまま洗脳班まで連行した。洗脳班で雑巾が口の中に入れられていた李さんは、体を逆さまにして3日にわたって宙に吊るし上げられた後、さらに35日にわたってずっと立たされ、その間、わずか50時間しか睡眠を取れなかった。
一連の迫害を受け尽くした李さんは、体の力が抜けて立てなくなり、体のできものの腫れがひどくなり、腰が曲がらない状態でしゃがむことができなくなり、意識がもうろうとして自分のベッドさえ分からないほど頭がふらふらした。それでもなお、監視者3人に監視されていた。
2009年10月、収容施設から釈放された李さんは、定年退職した退職金も当局に止められてしまったため、苦境に陥った状況である。
2011年01月13日
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