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黒竜江省:農場を退職した法輪功修煉者が迫害され死亡(写真)

(明慧日本)黒竜江省の農場を退職した法輪功修煉者・劉桂香さん(64)は2010年9月10日、農場で連行され、同省墾牡丹江分局の留置場で80日間迫害を受け、11月28日に死亡した。 
 
劉桂香さん

 劉桂香さんは、墾牡丹江分局戸籍事務所の従業員に、大法のお守りを送り安全を祈願した。しかし、610弁公室は2010年9月10日、劉さんを連行し、家宅捜査を行った。留置場に送られたときの劉さんの体重は80キロで、健康そのものだったが、3カ月後、劉さんの体重は15キロも減り、死亡した。 
 
 劉桂香さんは法輪功を修煉する以前、心臓病、気管支炎、椎間板ヘルニアなどの病気を患っていた。1998年3月に法を得て、多くの病気は治療せずに治った。1999年7.20、中国共産党(中共)が法輪功を弾圧し始めた後、劉さんが北京に陳情しに行ったところ、何度も連行されて、拘禁され、労働教養処分を下され、非人道的な迫害を受けた。むりやり灌食をされ、警官4人はスタンガンで劉さんに電気ショックを4時間加えた。
 
 2000年3月21日、610弁公室と公安局は、劉さんが北京に行くことを恐れて、劉さんを連行し、洗脳班に送った。修煉を放棄しないため、50日間苦しめられ、3000元の生活費を要求された。洗脳班から出所した後も毎日監視され、外出するたびに国保(国家安全保衛)大隊の隊長・呂玉興に報告し、呂玉興が送り迎えをしていた。 
 
 2000年12月21日、再び北京に行くことを試みたが、連れ戻され、留置場に監禁された。また、所持していた800元も没収され、未だに返却されていない。 
 
 公安局は劉さんに2年の労働教養処分を下した。労働教養中は、ひどい迫害を受けていた。独房に7カ月間拘禁され、眠ることも許されず、トイレにも行かせない、暴行、灌食を同時に行った。チューブを胃の中に入れたり出したりを繰り返した。劉さんは気を失った。警官は劉さんの頭を殴って起こした。劉さんは満面血だらけになり、口にはたくさんのチューブが入れられていた。警官はチューブを口から出して、鼻に入れ、灌食を続けた。数日後、劉さんは血便が出て痣が悪化した。
 
 独房に7カ月間入れた後、「鉄の椅子」に長時間座らせた。手と足は鉄の椅子に縛られ全く動くことができない、時間が経つと、足が鈍くなり、長くなると足が赤紫色になる。この状態が1カ月間続いた。 
 
 ある日、労働教養所の警官が劉さんをロープで縛り、足で一時間蹴った後、離した。 
 
 ある日警官は、劉さんを鉄の椅子に座らせ、外で捕まえた蛾を劉さんの口に入れ、胸を2回殴った。隣にいたほかの法輪功修煉者が「殴らないでください、彼女は高齢なのに」と言ったが、警官はその法輪功修煉者を2回殴り、「彼女はあなたのお母さんですか?」と言った。 
 
 またある日、男性警官が劉さんを独房から出して、近くの部屋に入れ、2人の受刑者に修煉を放棄させようとした。劉さんが拒否したため、2人の受刑者は1時間ぐらい殴った。警官は劉さんに向かって「修煉を放棄しなければ、明日はみんながあなたを懲らしめにくる」と言った。その夜、労働教養所で数人の法輪功修煉者が迫害され死亡する事件が起きた。 
 
 その後、劉さんは他の所に移され(同じ両道教養所内)、電気ショックなどの迫害を受けていた。ある日、警官4人は劉さんに4時間電気ショックを加えた。しかし、劉さんを縛ったロープが突然切れた。警官たちは「おかしい、こんな太いロープが切れるはずがない」と言って、その後、劉さんを縛ることはなかった。 
 
 労働教養の満了期間を過ぎた18日間後に、やっと釈放した。労働教養期間中に奪い取っていた退職金、計14000元あまりのお金は返却しなかった。また、2回目に北京に行き連行されたとき、家族に要求した計1600元のお金も返却されていない。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2011年01月15日


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