■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/01/23/mh240390.html 



山東省:元副裁判長が残虐な迫害を受け痩せ衰える

(明慧日本)山東省青島市黄島区の弁護士・王占所さんは新彊生産建設兵団七師の元副裁判長で、とても珍しい廉潔な幹部だった。いい人間を目指して法輪功を修煉していることで、中国共産党により懲役4年の不当判決を下された。現在、監禁されて10カ月あまりが過ぎた王さんは、ひどい迫害で痩せ衰え、体は衰弱し、食事をすることさえ困難になり、ほとんど歩けない状態である。 
 
迫害される前の王占所さん
迫害された後の王占所さん

 弁護士・王占所さんは、法輪功を修煉していることで、2010年10月26日に黄島区「610弁公室」及び公安検察官に秘密裏に懲役4年の不当判決を下された。2010年12月末、青島市裁判所は王さんの控訴に対して一審を維持する判決を下した。
 
 内情を知る人の情報によると、不法な調査と審理の過程において、黄島区の公安検察官と裁判所は結託し、家族が弁護士を依頼した情報を隠ぺいし、さらに、王さん自らが弁護士を拒否していると家族を騙し、弁護士による無罪の弁護を妨害した。
 
 王さんは30年あまりにわたって、司法の現場で務め、能力も公正性も評判が高く、賄賂など一切なく、正直な人柄で皆に尊敬されていた。今の中国の社会において、特に腐敗や、裏での金銭的なやり取りが蔓延している司法界で、彼のような廉潔な役人はとても珍しいという。ところが、「真善忍」に従ってさらにいい人間を目指していることで、公安当局に連行され、迫害された。2010年3月4日の夜、王さん一家全員が連行された。妻の宋吉玲さんは迫害されて高血圧になり、家に戻ったが、在宅のまま監視された。王さんと息子さんの王侠さんは黄島区拘置場に監禁された。2010年4月、王侠さんは家に戻されたが、彼も在宅のまま監禁された。
 
 王占所さんはずっと黄島区拘置場に監禁された。青島市黄島区政法委員会及び610弁公室、黄島区公安局、黄島区検察所と黄島区司法当局は互いに結託して、彼らの偽りの証拠を認めないと、息子を不法に強制労働させると脅した。
 
 2001年10月26日、黄島区政法委員会及び公安、検察、裁判など水面下で相談した結果、黄島区裁判長・陳大平と李明ら数人が密かに黄島区拘置場に行き、王さんに懲役4年の不当判決を言い渡した。王さんの家族に通知せず、判決書も渡さなかった。家族は判決書を求めたが、陳は「法律の規制によって、見せることはできない」と公然と不法行為を行った。
 
 中国共産党の法律によれば、第二審の後、王さんは家族と面会する権利があるものの、黄島区610弁公室の規制では法輪功にかかわる事件だけは面会が許されない。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2011年01月23日


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