吉林市:67歳の女性法輪功修煉者に懲役8年の不当判決
(明慧日本)法輪功修煉者・史雅珍さん(67歳女性)は、法輪功の真相を伝える内容のチラシを配布した。しかし、そのことを理由に吉林市の公安局・検察院・裁判所は、史さんに懲役8年の不当判決を言い渡した。
この裁判に関しては、史さんが連行されて7ヵ月が経過するまで、史さんの家族には何一つ知らされなかった。2011年1月、史さんが長春市の黒嘴子女子刑務所に収容されたことを知った史さんの夫は、法輪功の無実を訴えた妻が重刑判決を受けたことに驚いた。怒りをおさえきれず、中共(中国共産党)がいかに悪辣かを非難した。また、史さんの親戚や友人も、この迫害は明らかに被告人の上訴や家族の傍聴を妨害するため、法律で定められた順序やプロセスに従わず、不当判決を事前に企てていたことだと指摘した。
2010年5月7日、法輪功の真相チラシを配っていた史さんは、哈達湾派出所の警官・井春雷らに強制連行されたのち、同日夜、史さんの自宅から法輪功の関連書籍やチラシやパソコンを没収した。その後、史さんの夫がベッドの下に貯めていたお金もゆすり取られたことが分かった。
史さんは吉林市留置場で拘禁され6ヵ月が経過したところ、秘密裏に裁判を開かれ不当判決を下されたという。この迫害に関わったのは、昌邑区・610弁公室・哈達湾派出所・公安分局・検察庁・裁判所などの機関である。
一方、一家の生計の柱である史さんが連行された後、心臓病を発症して介護の必要な夫は、自力で生活ができず、毎日薬や注射が欠かせないほどの危篤に陥った。そのうえ、持病が悪化すれば妻との再会ができないのではないかと、一日千秋の思いで史雅珍さんの帰宅を待ちわびている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2011年01月27日
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