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河北省唐山市:毒物を注射された法輪功修煉者の証言(二)(写真)

(明慧日本)
 
 (5)不明な薬物を注射された尚世瑩さん
 
尚世瑩さん

 2000年10月、法輪功修煉者・尚世瑩さんは唐山第一留置場に拘禁された時、独房に閉じこめられ、足かせをつけられ、鉄椅子に縛られたりした。鉄椅子に縛られた時、トイレに行く権利も剥奪されていた。尚さんは断食抗議をしたため、唐山市安康医院(麻薬中毒回復所)に移送された。
 
 安康医院で、尚さんは不明な薬物を注射された。その後、彼女の目が動かなくなり、舌がこわばって、意識がもうろうとした。
 
 2010年1月14に再度連行され、現在もなお、尚さんと親戚の単煥栄さんは唐山市豊南留置場に拘禁されている。
 
 (6)迫害によって記憶を喪失した李鳳珍さん
 

 河北省唐山市唐海県に在住の法輪功修煉者・李鳳珍さん(50代)は2008年6月10日、唐海県公安局の李富国、王民らに連行され、6月25日に唐山市安康医院に入れられた。わずか50数日の間に、もともと健康であった李さんは意識がもうろうとして、記憶力を失い、体は痩せこけて立てなくなり、歩行困難となり、自力で生活できなくなった。
 
 安康医院で、李さんはよく点滴をされていた。点滴にどんな薬物を使ったかわからないが、2カ月も経たないうちに、もともと心身ともに健康であった李さんは、ほとんどの記憶力を失って、意識がもうろうとなった。知り合いの顔を見ても、相手の名前を思い出すにはとても長い時間がかかった。話す言葉はめちゃくちゃで、体は非常に痩せこけた。視力は弱くなり、よくティシュペーパーで目を拭いたりして、片方の目が開きにくい状態であった。現在、李さんは立つことも歩くこともできず、左側の肋骨の内側が痛み、自力で生活できない。
 
 李さん迫害の主犯は、当時安康医院で主任を務めた幺淑君。後に、唐山市第一留置場に異動したが、また安康医院に戻って副院長を務めている。
 
 (7)唐山市の開平労働教養所の犯罪記録
 
 2000年、開平労働教養所に不当拘禁され、断食抗議をしていた法輪功修煉者・張徳義さん、邱立英さん、段晶晶さん、何静さんは精神病院に移送された。
 
 断食をしたため、彼女たちは労働教養所で野蛮な灌食をされた。労働教養所のスタッフは便宜を図るため、灌食に使うチューブをずっと彼女たちの体内に差し込んだままにしていたため、日が経つと、彼女たちの喉が腫れ上がって破れた。
 
 彼女たちの強い意志を踏み潰すため、精神病院で彼女たちは「威力200」という中枢神経を壊す薬を注射された。注射後、何静さんは人事不省になって、段晶晶さんの舌は口からとび出て、ひっこめることができない。彼女たちが危篤に陥った時でも、引き続き彼女たちに薬を投入するのかと、モラルと良心を失った医者はまだ労働教養所に聞いていた。労働教養所の眼鏡をかけたスタッフは「薬を続けて使え」と命令した。
 
 法輪功修煉者たちは2000年12月17日、やっと労働教養所の趙処長にこの事情を訴える機会があった。しかし、趙処長は「彼女たちの健康のために精神病院に送り込んだ。病院側でどんな措置をとるかは病院側の責任で、私たちと関係がない」と言い放った。
 
 (8)精神病院で5年間も苦しめられた梁淑芬さん
 
梁淑芬さん

 梁淑芬さん(46)は、唐山製鋼所の従業員。2000年10月、生後わずか7カ月の子供を家に置いて、世間の人々に「法輪大法は素晴らしい」と伝えるために、梁さんは上京した。北京の警官に捕まえられ、殴打され、身体検査や拘禁をされた。地元に移送された後、唐山製鋼所公安課の付瑞軍と潘課長は、梁さんを社員寮のある部屋に7日間拘禁した。7日の間、梁さんは子供に会って授乳する要求を許可されないだけでなく、自身の睡眠もはく奪された。このような苦難はとても耐えがたいが、「真・善・忍」に従って良い人になるのは決して間違っていないと、彼女はずっと確信していた。
 
 信仰を放棄しないとして、梁さんは長年勤めていた唐山製鋼所によって精神病院に送り込まれた。主治医・孫賀祥は梁さんに不明な薬物を注射し、毎月、唐山製鋼所に1000元(約15000円相当)の医療費を請求していた。
 
 5年間入院をさせられた梁さんは精神異常になって、自殺未遂で体に多くの傷跡を残し、障害3級、うつ病と診断された。退院してからの給料は低く、生活が困難になっている。
 
 (9)安康医院で2カ月の薬物迫害を受けた李麗農さん
 
 小学校教師であった李麗農さんは、法輪大法の修煉を放棄しないという理由で、勤めていた小学校に精神病患者として安康医院に送り込まれた。拘禁された2カ月の間に、毎日、精神病患者と麻薬常用者の治療薬を飲まされた。ベッドに連続3日間縛られたこともある。心身ともに重大なダメージを受けた李さんは、もし法輪功の修煉を通して得た強い精神力がなければ、とっくに彼らが望む本当の精神病患者となったに違いない。 
 
 李さんの記憶によると、注射され、または薬を飲まされた後、意識がもうろうとして、頭が回転しない、動悸がして、自力で歩けない、言語能力低下などの症状がよく現われるという。
 
 2003年12月29日、李麗農さんは再び不当に連行され、内モンゴルフフホト市第一女子刑務所に移送された。
 
2011年02月01日


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