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生命の聖殿(三)


文/中国の大法弟子・天泓

(明慧日本)長年一人で資料拠点を運行し、ある時は非常に寂しさを感じました。この時、師父の声が伝わってきました。「絶えず上を目指す意識がなければならず」(『各地での説法四・二〇〇三年アトランタ法会での説法』)炎熱の夏、扇風機を止めて大汗をかきながら『共産党についての九つの論評』を作る時、師父の法が伝わってきます。「正真正銘の佛は宇宙の保護者であり、宇宙の全ての正の要素に責任を負うのです」(『導航・米国西部法輪大法法会での説法』)真っ暗な夜、夢の中から目覚めてインクジェットプリンタに紙を入れ替える時、耳のそばで法が聞こえてきます。「徳という物質は、われわれが苦しみに耐えたり、打撃を受けたり、良いことをしたりして得るものです」自分を最も知っていらっしゃるのは師父です。どんなに細かく、小さい念だとしても、師父はすでにはっきり分かっておられます。
 
 私の家庭資料拠点は4年以上運行しました。4年間、同修達はお互いに協力し合って、ある同修はお金を出し、ある同修は真相資料を郵送し、ある同修は紙幣の両替を担当し、ある同修は小冊子を編集しました。私は夢の中で、同修の家の果物がすべて拾われ、大きくてずっしりとした果物が一つ一つのかごにいっぱい積まれて地面に並べられているのを見ました。私の世界にも衆生がだんだん多くなり、それぞれの天体すべてが大きな果実でいっぱいでした。衆生はみな平和で秩序のある生活を過ごし、子供達はかばんを背負って学校に行き、学んでいる内容はすべて大法の内容でした。私がそれぞれの天体を飛んで昇りながら通る時、耳の辺りには広大な聖なる曲と衆生の賛歌が響きました。正法の修煉は本当にあまりにも偉大です! 大法は本当に宇宙生命の聖殿(神聖な殿堂)であり、大法弟子が正法の要求に従っていく過程は、元々は大きい大空の生命が本当の意味で自分自身を救う過程です。
 
 六、旧勢力の迫害を打ち破り、正法での修煉の道を歩み続ける
 
 2007年末、私の勤めていた会社は突然、資金問題で業務を停止しました。私は収入がなくなり、真相の資料に影響が出ました。同修達はみな焦りました。ある同修は、私に仕事をせずに資料点のお金で生活を維持しながら専念して、資料を供給するようにアドバイスしてくれました。私は、自分の修煉状態がすでにおかしくなったことに気が付きました。仕事をせずに、同修達の持って来た衆生を救い済度するための資金を使うのは正しくないのです。師父が私に下さった道はきっとこうではありません。しかし、問題はどこにあるのでしょうか? 私はこれ以上経済の問題を考えずに、心を落ち着かせて大量に学法し、細心に自分を探しました。
 
 「病院治療と気功治療」を学ぶ時、私は自分が急いで問題を解決しようとする状態は、実はすでに西洋医が歯を抜く道を歩んでいるのと同じことだと思いました。問題を解決しなかったばかりではなく、時間と資金まで損失しました。そして、私達は大法のことをする事を修煉としていました。長い間、皆は法理においてすでに深い認識がなく、すでに衆生を救い済度する心の純正さと無私を保証できなくなりました。私は今の現状を話して、同修達と法理に基づいて交流し始めました。そして、同修自身で家庭資料拠点を作るようにアドバイスしました。これで私はついに身軽になり、精力を集中して経済上の困難も解決し始めました。
 
 私は家で学生達の勉強を指導する塾を開こうと思いました。しかし、学生を募集する広告を貼る時、メンツを大事にする心が跳び出して来ました。私は、子供の時から周りから優等生だと思われ、大人になると他人が羨ましく思う婚姻と仕事がありました。現在、私が職場から不当に除名された後、夫はまた私と離婚し、元々熟知している仲のいい同僚達はみな私と交流しなくなりました。もし、私がまたみんなの前でみすぼらしい塾を経営したら、みんなはどう言うのでしょうか?
 
 同修達との交流を通じて、私はすべての人心を放下し、翌日広告を掛けました。一週間が過ぎても来る人がいません。私は、発正念をしてすべての障碍を取り除きました。発正念をする時、私は他空間で学校の門が開かれ、子ども達が争いながら私に向かって走って来るのが見えました。その後、ついに子どもが来ました。指導の質を高めるため、私は指導の学費を高くして4人の子供だけを受け取り、学生の親達と指導契約を結びました。これで、私は経済の問題を解決しました。後にこの4人の子ども達はみな「三退」をし、成績もクラスのビリだったのが、上から10人以内に入りました。
 
 2008年、中共はオリンピック前夜に数人の同修達を拉致し、資料拠点が見つけられてしまいました。同修達は邪悪のまぶたの下で、すぐ機械設備を運んで行きました。警官らは私の家で何も見つけることができませんでしたが、また私に労働教養をさせようと思っていました。同修達はみんな正念で助けてくれ、海外の同修達はすぐ電話で邪悪を震え上がらせ、そして家族も絶えず救援してくれて私は家に帰りました。ここで、海外の同修達が正念を持って救援してくれたことに感謝します。その後、家族は他の地域で私のために収入の相当いい仕事を探してくれました。生活に余裕ができ、私は携帯電話で真相を伝えることを学んで、また携帯を使って衆生を救う正法での道を歩み始めるようになりました。
 
 師父は次のようにおっしゃったことがあります。「人類社会は私の大法弟子が修煉するための大きな煉功場であり、どこにいても修煉することができます。ただあなたが修煉に精進しているかどうかだけの問題です」(『二〇〇七年ニューヨーク法会での説法』)
 
 これからの正法での修煉の道で、私は続けて正法での修煉の道を歩み、もっと多くの衆生を救い済度し、師父の広々とした仏陀の恩に報います!
 
 (完) 
 
2011年02月02日

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