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根本的な執着を掘り出して、厳しく修煉を見る

文/中国の法輪功修煉者

(明慧日本)ある日、長距離を走ったように体がだるく、疲れ果てていると突然感じました。退勤して、家に帰って休んでも治りませんでした。こんな偶然に出会ったとき、修煉者は多く学法し、内へ向けて探すべきです。私は落ち着いて、しばらく発正念をして、一気に『転法輪』一講を読みました。
 
 師父は執着心を啓示してくださいました。「もし、あなたがさまざまな執着心を持っていて、功能を追求するとか、病気の治療を求めるとか、理論を聞いてみたいとか、あるいは、何かの良くない目的を抱いているとすれば、やってあげるわけにはいきません」 この言葉に心を強く打たれました。長年の弟子として、修煉を始めた当初はこの道理が分かっているので、どこに問題があるのかと考えました。そうすると、根本的な執着心を見つけました。大法を利用して、体の健康を求めるという汚い心を見つけました。
 
 修煉を始めたばかりの高校2年生のとき、勉学の圧力のため幼い頃から痩せて、多くの病気を患っていましたので、健康な体を得ることを勉学の後ろ盾にしたいと強く望んでいました。当時、長年の病気に苦しんでいた父が修煉を始めたときと同じように、私にも父のような病状が現れました。こうして父に誘導されて、大法の修煉に入りました。当時は、修煉の奥深い意味を理解していなかったため、心から修煉しようと考えていませんでした。たまに煉功したり、本を読んだりしていました。それでも、慈悲なる師父は多くの奇跡を表してくださいました。修煉を始めてから、体が丈夫になり、簡単に風邪にかからなくなり、足が痛む回数が少なくなり、より元気になり、心は広くなり、大学受験に対する執着は薄くなり、順調に大学に合格しました。
 
  しかし、同年齢の人の中で優越感が生まれ、独りよがりになり、修煉がゆるみ始め、大学4年の寮生活はほとんど常人の中にいました。それでも、体は同級生よりずっと健康でした。このときから、病気治療を求める心が心の奥に芽生えました。
 
 私心を取り除かなければ、正念が出ることは難しいのです。体の変化から真相を伝えていないのに、体が健康であると褒められると歓喜心、顕示心、闘争心が湧き出て、三つのことがうまくできませんでした。毎回、病状が出ると、学法と煉功をして補い、自分の健康な体が壊れることを恐れていました。仕事や真相を伝えること、恐怖心、名利心、メンツを気にする心が出てきました。
 
 求めるという執着心が、精進しない私の心の中に隠れており、この執着心があることさえ忘れ去り、長年取り除いていませんでした。これを思い出すととてもつらい気持ちになります。師父は何度も「学習者に対して責任をもつ」と言われました。この一言で深く会得しました。師父はずっと私たちを守り、啓示してくださっています。執着を掘り出して、直したら、表面の苦しみや困難は一瞬にして取り除いてくださいます。自分の根本的な執着心を見つけ、取り除くと決心したら、良くない気分はすべてなくなります。そのとき、私は本を抱きながら、涙を流しました。
 
 私心は旧宇宙の理で、私たちが新しい宇宙の基準に達することを制圧しています。それが本当の自分ではないと認識し、旧勢力の一切の要素を解体し、無条件に自分を修めることで、正々堂々とした真の修煉者になれます。正法は最後になりました。私たちは急いで内へ向かって探し、自分の根本的な執着心を見つけて修め、全身全霊を大法の中に溶け込ませましょう。この文を書いたのは、自分の執着心を暴露し、私と同じくまだ根本的な執着心が残っている同修が気づくよう願っています。
 
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2011年02月03日


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