■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/02/04/mh064854.html 



かつての大法小弟子を呼び覚まそう(二)

(明慧日本)兄は何度も私に伝えようとしましたが、私はいつも、今は難しい、時間がない、大きくなったらやるなどと言い訳をしていました。お兄ちゃんは私にある物を送ってきました。中には師父の説法があり、「普度」を聞かせようとしました。後に私はMP3を買いましたが、心を込めて見ておらず、成人映画までダウンロードしてしまいました。旧勢力は私が戻ろうとしているのを見て、必死に私を引きずり落とし、執着を加えて、私を徹底的に滅ぼそうとしているのです! 
 
 当時、私は二つの力が自分を奪っていると感じました。一つは学ぶようび、もう一つは私を押し出すようび。ある日、偶然に受信ボックスにあるプログラムが入っているのを見て、好奇心でそれを開いたら、なんと直接明慧ネットに入ったのです! 私は大法が世界中に広まっているのを見て、心の中でなんとも言えない感動が走り、師父のすべての説法をダウンロードし、我慢できずに激しく泣いてしまいました。「10年! 私は丸々10年、遠回りをしていたんだ・・・」
 
 私は『転法輪』を印刷し、家に帰ると二日で読み終え、たくさんの法理を知りました。渇望しているかのように学法し、電子ブックも見て、発正念も始めました。足を組むときや発正念をするときなどは、眉間のところに光が見え、それは師父が私を励まして、守ってくださっているのだと分かりました。ある日仕事が終わり、寝てから学法すると決めていましたが、どうしても眠くて目を開けられず、半開きのときに突然、部屋に大きな蜂が飛んでいるのが見え、一周したらそのままどこかへ行ってしまいましたた。一気に目が覚めました。四階に蜂がいるはずがありません。しかも、あんなにも大きいのです。瞬時に、師父が悟りを開かせくださっていると知りました。蜂は働き者です。瞬時に頭がハッキリし、私はすぐにベッドから起き上がって学法をしました。
 
 学法するにつれ、自分は法を正す時期の大法弟子であり、個人の修煉と法を正すことは同時に進行していることに気づきました。私は喫茶店で「明慧週刊」をUSBにダウンロードし、コピーして配りに行きました。最初、私は怖れる心がとても強く、マンションは5階か6階までありますが、1階から4階までしか配らず、こうして一度に十数ものマンションに配ることができました。後に怖れる心がだんだんなくなり、真相資料を配ることは衆生を救うことでもあるので、配ったマンションの数に執着してはならない、それはただの見せびらかす心理で、もっと多くの人々に真相を知ってもらわなければならないと悟りました。私はマンション全体に配り始めました。まず一番上まで上り、一階ずつ下におりていきチラシを配ります。こうして一晩で何百階ものぼり、疲れなど少しも感じませんでした。
 
 後に、自分でパソコンとプリンタを買うことを決め、家庭資料拠点を作りました。明慧ネットで印刷やDVDのアップロードなどのやり方を覚え、自分で神韻の表紙を作りました。初めて配り終えたとき、帰りにポケットに何枚かの神韻のDVDが入っていて、ある店の前を通り過ぎたときに、中に何人かパソコンを見ている人がいるのを見かけました。しかし、怖れる心が強く、そのまま通り過ぎました。私は歩きながら考え込みました。「自分は人を救うことをしているのに、何を怖がっているのか? もし、このまま行ってしまったら、縁のある人とすれ違ってしまう」私はすぐにお店に入り、中の人に挨拶をして、「すみませんが、ちょうどパソコンがあるので、このDVDをあげます。中には素晴らしい公演が入っています」と言い、彼らは喜んで受け取りました。帰りに心がとても軽くなりました。
 
 いつしか、怖れる心を打ち破って、「脱退」を勧めた事を覚えています。その日、私は午後ずっと喫茶店で同修の体験談を読んでいました。帰りに雨が降り出し、ちょうど中からある若者が出てきました。彼が傘を持っていないことに気づき、「私は傘を持っています、少し送りましょうか」と言い、彼はバス停に行くと言いました。これはまさに縁のある人に出会ったのではないでしょうか。そして、私は「脱退」を彼に勧めました。彼は共青団(中共の下部組織)に入ったのはもう学生のときだと言い、最初は反対しました。もうすぐバス停に着きそうになり、私は必ずあなたを救いますと思って、話を続けました。どうせなら匿名で脱退したらと勧めました。彼は同意し、ありがとうと言ってくれました。一つの生命を助けることができてとても嬉しかったです!
 
 私は師父が再び下さった、この千年に一度きりの機会を大切にし、最後の時期に、ただ精進して師父に恩返しするしかありません!
 
 10年という時間は、たくさんの偉大な覚者を成就させることもできれば、また、たくさんの衆生を滅ぼすこともできます。この10年の遠回りをして、自分が何を失ったのかを知りました。法を正すに連れ、新たな大法弟子も増えました。特に、新しい弟子たちよ、私達はとても遅れています。ですから、私達は必ず精進し、自分をしっかりと修めなければなりません。「三つのこと」もしっかりやらなければなりません。そして、先史の願いを果たすべきです。私のように常人の中でさまよっている小弟子の同修たちはまだたくさんいます。彼らは内心では、改めて法の中に戻れることを期待しているはずです。しかし、何かが間違っていまだに歩み出せないでいます。ですから、私たち大法弟子たちが彼らを呼び覚まさなければなりません。なぜなら、彼らは私たちと同じ使命を背負って来たからです。
 
 正しくない所はご指摘をお願いします。合掌。
 
 (完) 
 
2011年02月04日


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