真相の手紙を送る中で心性を向上する(二)
文/遼寧省の大法弟子・平平
(明慧日本)真相の手紙を郵送することは簡単なように見えますが、実は手間がかかる仕事です。事前にあて先の住所、名前などを調べて、字をきちんと書かなければなりません。違う対象に異なる真相内容を選ぶべきで、好みに合わせてから、よい効果が収められます。この数年の実践の中で、転んでから立ち上がる過程の中で経験をまとめました。
同修たちは物事に対する認識の違いによって、自分の認識を強調して心性上にトラブルが生じてきました。内に向かって探すことをよく行っていないため、法に合わない話をしたりしました。各種の原因で一部の同修は別のプロジェクトに移りました。真相資料の手配りから、封筒に住所を書き込み、郵送するまで一日せいぜい10通くらい送れます。しかし、外で1時間くらいで10部の真相資料を配れるから、続ける必要があるのかという考えが出てきました。怠る心も生じて自分が修煉者であることや、自分の使命をすっかり忘れてしまいました。私と他の同修二人で続けていましたが、積極的に行いませんでした。
2004年に『九評』が世に出てきてから、私たちは人々に真相を伝えるうえで、三退を勧めました。三退を勧める中で出会った数件に大きな感動を受けました。私は知り合いに真相を伝えようとしたとき、知り合いの人は「あちこちで天が中共を滅するから、早めに三退したほうがいいと聞きましたが、どのようにするか分かりませんでした。早く私を脱退させてください」と話しました。
他に、若者一人が私に道を尋ねてきました。私はすぐ、彼は真の家に戻る道を尋ねていることを分かりました。私は道を教えながら20メートルくらい歩きました。その時、私は三退のことを口にしました。先方も真相を聞いたことがあるかのようで、二言三言で脱退してもらいました。お辞儀しながら数歩行ってから、また振り返って90度のお辞儀をしながら、ありがとうございます、と大声で挨拶をしました。私は、一つの生命およびその背後の大きな天体が救われたことが分かりました。このような例は、他の同修も多く出会うことで、ここでは列挙しません。
三退する過程で、私の心性は次第に昇華してきました。救われた人は表面的には私が脱退させましたが、これまでに多くの同修の、その人達に対する努力があったからです。これは、大法弟子が全体的に協力した効果で、大法の力です。正法はそもそも師父が行うことで、師父が、私たちが私心を修めて、衆生を救う中で一つの全体を形成するように教えられました。私たち一人一人はその中の一粒子です。私は面倒で結果が見えないから、伏線を敷いて仕事をやりたがりませんでした。本当に私的で、名利心が強かったのです。しかし、私は師父の弟子で、師に手伝って法を正すことに条件をつけてはなりません。
昔、ある同修には高校に通う親族がいて、その親族から一部の同級生の名前をもらいました。それで、私たちが送った真相の手紙は学校の寮の中で伝わり、多くの学生たちが見ました。「こんなことがあったのか、全然知らなかった」「大法弟子はすばらしいも。私たちを救いに来た」これらの話は私たちに深く考えさせてくれます。人々は私たちの救い済度を待っていて、多くの人は条件が限られて、真相に触れがたいのです。このような中で、私たちがやらなければ誰がやるのでしょうか。
2011年02月12日
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