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黒竜江省:女子刑務所で女医が受けた迫害(写真)

(明慧日本)黒竜江省海倫市に在住の女医・劉徳清さん(60代)は1996年に法輪功の修煉を始め、「真・善・忍」の法理に従って自己を律し、心身ともに恩恵を受けた。1999年7.20以降、法輪功が中共(中国共産党)により弾圧されて以来、懲役5年の不当判決、2度の労働教養処分を言い渡され、ひどい迫害を受けてきた。

迫害された劉さんのお腹は妊娠8カ月のように腫れた

 2000年3月、劉さんは勤務先で駆けつけた警官に突然捕らえられた。留置場で8カ月間拘禁され、食事とトイレへ行くとき以外は、ずっと横に寝かされたままの状態を強いられた。
 
 劉さんは2回目の強制連行に遭い、直ちに1年の労働教養処分を言い渡された。そのうえ、劉さんの息子が車を売って釈放を条件に渡した1万元を、警官は着服した。しかし、劉さんは釈放されなかった。
 
 3回目の強制連行で3年の労働教養を強いられた劉さんは入所後、刑期を4カ月延長された。
 
 2007年12月10日、懲役5年の不当判決を言い渡された劉さんは、黒竜江省女子刑務所に拘禁されて迫害された。刑務所では、体が倒れないように一個のレンガの上に両足を乗せさせ、靴の裏で口を塞ぎ、睡眠禁止で目を閉じると爪楊枝や針で刺され、髪の毛を引っ張って壁にぶつけられたり、蹴られたりした。さらに大小便を禁じられ、厳寒に薄着を強制して冷たい地面に座らせ、不明な薬物を灌食され、肉体的・精神的に数々の迫害を加えられた。
 
 また、最も深刻な迫害手段として、劉さんは12時間にわたって、じっと動かずに小さい特製のプラスチックの椅子に座らされる日々を送った。結局、椅子の鋭い部分がでん部の肉に食い込んで、皮膚が裂けた部分から血が流れ、肉もボロボロになった。劉さんはそのような環境の中で2年以上迫害された。

黒竜江省海倫市

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年02月18日

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