吉林省通化市:優秀な社員が罪もなく重刑に
(明慧日本)吉林省通化市に在住の法輪功修煉者・侯慶華さん(58歳男性)は1996年に法輪功の修煉を始め、それ以来ずっと法輪功の「真・善・忍」の教えに従って、職場では鉄道会社の主任として仕事をこなし、上司や同僚に信頼される優秀な社員であった。
しかし、侯さんは中共(中国共産党)の弾圧政策のもとで、圧力をかけられた会社側から理由もなく、重要な主任の仕事を内部の食膳管理係に変えられた。にもかかわらず、食膳部門での仕事でも法輪功の法理を堅守して汚職、横領などはいっさいしない侯さんの潔白さを目にした同僚らは、法輪功が道徳の向上に良いと実感し、その素晴らしさに驚いた。
その後、法輪功を堅守し続けていた侯さんは、中共の圧力のもとで放浪生活を余儀なくされた。
2001年、侯さんは法輪功の無実を伝えるため、その潔白を証明する内容のチラシを配布したことで、警察に家まで追いかけられ、途中で抜け出すことができたが、家にいた妻が強制連行され、1年の労働教養を科せられた。
2002年4月23日、侯さんは新站派出所で身柄を拘束され、ひどい拷問を受けた。2日後、裁判もなく長流留置場へ移送された。しかし、その正式な逮捕状は連行されてから1ヶ月以上経過してやっと発布されたという。9月13日、検察庁で何の罪の証拠もないまま立件された。11月11日、通化市東昌区裁判所は秘密裏に侯さんに対して裁判を開き、12年の重刑判決を言い渡した。
しかし、当局は11月11日の判決なのに、判決書の日付は2002年10月22日と記入してしまった。にもかかわらず、この12年の重刑判決はそのまま有効と執行され、12月12日、侯さんが直ちに吉林省刑務所に収容された。
現在、侯さんは四平石嶺刑務所で迫害され、拘禁されている。 | 吉林省通化市の地図
|
2011年02月19日
|