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ニュージーランド：中共の神韻妨害行為をマスコミが報道
（明慧日本）米国の神韻国際芸術団は2011年2月3〜5日までの3日間、オークランドASB劇場で4回公演を行った。神韻公演を前に、駐ニュージーランド中国総領 事館の総領事・寥菊華は、ニュージーランド国会議員、市議会議員および官僚に20通以上の書面を送り、「神韻公演を観賞してはならない」と命令した。この ことはニュージーランド社会に大きな震撼を与え、マスコミの話題となっている。書面を受け取った人々は次々と、中共のこの粗暴な行動を非難し、憤りを表明 した。
ネット利用者が中共の行為を厳しく非難
著名弁護士ケリー・ゴア（Kerry Gore）氏は、ニュージーランドの政界要人が多く立ち上がり、中共の恥ずべき行為を暴露したことを称えた。「議員の行動はとても人心を奮い立たせた。私たちは大変勉強になった。度胸のない人間になってはならない。ニュージーランド人は他国、または他国の領事館に、神韻公演を見るべきかどうか告げる必要がなく、私たちは自分らで決める」と話した。
中国領事館の行為が暴きだされてから、ニュージーランドのマスコミは連日このニュースを報道した。ネットユーザーからも、中国領事館の行為を非難する声が相次いだという。
ニュージーランドテレビ局3チャンネル「総領事の手紙は人権に反している」
ニュージーランドのマスコミ・ニュージーランド新聞協会、テレビ局3チャンネル、Stuff新聞がこのニュースを報道した。
テレビ局3チャンネルは、『中共（中国共産党）政府の要求は人権違反』とのタイトルで報道した。報道の内容は以下のとおり。「中共駐ニュージーランド総領事館は、政治家に神韻公演の鑑賞を回避すべきで、この公演は法輪功の活動と関連がある。このような公然とオークランド市議会議員にショーから遠ざかるよう命令する行為は、内政干渉に当たると中共政府に警告した。そして手紙では、悪辣な言葉を使って法輪功を誹謗中傷していた」
取材を受けたオークランド市議会議員キャシー・ケーシー（Cathy Casey）氏は、「いかなる人も私に対して、ＡＳＢ劇場における神韻の公演を鑑賞すべきか否か、または何かから遠ざかるなどと命令すべきではなく、それは私自身が選択することだ」と話した。
ニュージーランドの官僚「中共外交官の脅しに怒りを覚えた」
新聞協会は中共総領事館の手紙に対して、ニュージーランド緑党の国会議員、人権擁護者キース・ロック（Keith Locke）氏の言葉を引用した。「人々に反感を持たせた中共の行為を厳しく非難し、中共は法輪功に対する迫害をニュージーランドに持ち込もうとしている。これはとても危険な行為である。中共のもう一つの企みはニュージーランド政府および官僚に圧力をかけることだが、このやり方は人々に反感を持たせるだけだ」「政治家らはこの手紙を見て、笑って済ませる人もいれば、自らの神韻鑑賞によって中国との姉妹都市関係、または国と国の関係に影響を与えるのではないか、と心配する人もいるだろう」とコメントした。
ニュージーランドのStuff新聞は、ホームページに総領事館が議員宛に送った手紙の全文を掲載し、オークランド議員の言葉を引用した。「私は中共外交官の脅しに憤りを感じている」
Stuff新聞ウェブサイト「中共は、中共が破壊した伝統文化を再現した公演を鑑賞されることを恐れている」
Stuf新聞はウェブサイトで、総領事の名前で出された文章の事実を伝えた。そして、神韻の公演主催者である新唐人文化芸術交流センターのコメントを掲載した。「この手紙の目的は神韻の公演を妨害することにある。神韻公演は、中共が計画的に破壊した伝統文化の再現である。中共は、中共の悪行が公にされるのを恐れており、そのため議員にあのような悪辣な手段を行使したのである」
2011年02月19日
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