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山東省済南市:警察が裁判所前で傍聴者を拉致

(明慧日本)済南市の法輪功修煉者・劉麗傑さんは2009年3月31日、姉の夫・張興武さんのために裁判傍聴に行ったが、突然 裁判所前で私服警官にパトカーの中に引きずり込まれた。そして、留置場での15日間の拘禁を経て、1年9カ月の労働教養処分を受け、済南市第一女子労働教養所に収容された。
 
 収容施設で、劉さんは抗議を続けたため、汚い言葉で罵られたり、裸にされたりし、人格を侮辱された。また、2009年12月20、不屈の精神を貫く決心を紙に書いていたことで、それ以降 管理を強化され、迫害がエスカレートしていった。
 
 大隊長室に呼び出された劉さんは、髪を引っ張られ、ビンタを食らわされた。集団暴行を受けたうえ、しゃがむ姿勢をずっと翌日まで強いられた。そのとき、良心の呵責から集団暴行に躊躇していた受刑者も殴られた。
 
 暴行とは別に、看守は修煉の意志を破壊する目的で、劉さんに対して偽善に満ちた洗脳手段を用いた。また、一日20時間にもわたって過酷な労働を強要した。肉体的・精神的の両方面から数々の迫害を加えたのである。
 
 劉さんは釈放される前、施設側に「三書」を書かされるよう脅迫されたが、断固として拒否し、堂々と出所した。
 
 上記の迫害に加担したのは、大隊長・孫娟、看守・王雲燕、王暁葦、馮賽らである。 
 
2011年02月24日

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