青年大法弟子の11年間の歩み(二) 文/中国の大法弟子
(明慧日本)
法を守り、誓約を果たすため北京に入った
師父の法を正す過程の進展につれて、私は北京に行って法を実証しようと考えました。ある日、師父の『精進要旨・時間との対話』を学びました。
神:わたしが思うに、神になれない人にこれ以上、時間を与える必要はなく、実はその人は人間でしかありません。
師:(独り言)世間にあって、彼らは本当に深く迷ってしまったので、結局、そうなるしかないのですが、恐ろしいことは、最終的には人間にさえなれないということです!
神:実は、新しい世界で人間になるのも良いことで、歴史に淘汰された宇宙にいた無数の高次元の生命と比べて、すでにこの上なく幸運なのです。
師:わたしは、やはりもう少し待ってみたいと思います。人類を破壊するさらにミクロ的な物質をきれいに片づけてから、その後、どうなるかを見て決めたいと思うのです。彼らはなんといっても法を得に来ているのです。
その後、師父の無量な慈悲を宇宙の全ての生命は分からず、そして全面的に理解できないのですが、大法弟子は法を守る世間の中の神ですから、いかなる時でも自我を放下し、無条件に大法を円融すべきだと考えました。その考えに至った瞬間、師父は多くのものを私に開いてくださり、私は自分が歩むべき修煉の道をさらに明確に理解しました。
2000年12月、私たち、10数人の大法弟子は一緒に北京天安門に行きました。家を出る前、自分が大法の中で受けた恩恵や体験、大法がいわれのない迫害を受けていること、私は「法輪大法は素晴らしい」という一言を言うために天安門へ行くことを、父親と兄に手紙として書き残しました。天安門に着いた瞬間、私は心の中で師父に「師父、弟子は来るのが遅かったです」と申し上げました。
当時の天安門広場と北京の各街には、たくさん中共の警官があふれていました。私たちは天安門広場で横一列に並び、第二式の「法輪椿法」を始めました。しばらくして、天安門広場の近くに待機していた警官たちに私たちは連行されました。天安門近くの拘留所で、同修たちは北京の警官の前で、「法輪大法は素晴らしい」、「法は乾坤を正す」、「李先生の潔白を返して」、「法輪大法の潔白を返して」と私たちの心からの言葉を言いました。北京の警官は同修たちの言葉を記録しました。当時、大勢の大法弟子は皆、このようなことを警官の前で言っていました。
その後、私たちは地元に送り返されて迫害されました。同修たちは中共の労働教養所に送られました。私はまだ幼いため、現地の拘置所に拘留されました。部屋に入ると、中の人たちは私がどのように来たのかを聞きました。私は法輪功の真相、警官らがどのように私を虐待したかを話しました。彼らは皆、中共の警官が子供まで見逃がさないことに強く憤りを感じ、また私にいろいろなことを聞きました。ある人は「あなたはこんなに幼いのにここに入れられて、家族はあなたを心配しているでしょう。両親は大丈夫でしょうか」と聞きました。私は「古来より、忠と孝は両立できないという言葉があります。私は両親に孝行したくないわけではなく、信念を通した私たちを中国共産党は強制的にこのような施設に入れたのです」と言いました。また、自分が大法から恩恵を受けた経験を話し、彼らはそれを夢中になって聞きました。
拘置所で大法弟子を殴ったある犯罪者は、翌日、手が腫れてきました。彼は、私に「あなたたちは神の保護があるから、触ってはいけない」とひそかに言いました。その後、毎日、彼は私から師父の『洪吟』を読んでもらいたいと言いました。そうしなければ、気が気でなく、夜も眠れませんでした。彼は、出所する前に自分の家に「真・善・忍」の掛札を掲げると言ってくれました。
数日の拘置期間を経て、私は家に帰ってきました。しかし、母親とほかの同修は皆、労働教養所に送られました。私は親族の誤解、世人の皮肉と嘲笑に直面しましたが、動じることなく、家のこと、農作業を全部しっかりやり、心には「私は大法弟子です。倒れてはいけません。自分の言葉と行動で大法を実証しましょう」という一念しかありませんでした。2〜3年後、同修たちと母親が続々と帰ってきて、皆が再び法を正す過程に入りました。
知らないうちに協調人の役割を果たした
2004年、師父の按排の下で、私はある同修と知り合って、彼女から師父の経文と真相資料をもらって他の同修に配りました。私はよく、箱や小包を持ってバスで百キロを往復して真相資料を配達しました。このように、知らないうちに現地の協調人の役割を果たしました。
内向的で、幼いときからあまり外を出て人と話すことができなかった私が、毎週出かけてバスに乗ることは隣人や警官たちの目を引きました。ある同修は、バスの中で私を逮捕しようとしているという話を聞いて、急いで母親に知らせました。そこで私は、師父の加持を求め、大法弟子を迫害するすべての邪悪な生命と要素を解体するよう正念を発して無事に帰ってきました。
全体学法のとき、「大法弟子の修煉には漏れがあっても、師父と大法の按配のもとで、法の中で自分を正すので、邪悪には介入や妨害を行う資格はありません」と、同修たちと認識した上で、皆で正念を発し、大法弟子を迫害する現地の全ての邪悪な生命と要素、黒い手と卑しい鬼、共産邪霊を徹底的に取り除こうとしました。結局、師父の慈悲なるご加護の下で、同修たちの正念の加持の中で、邪悪は妨害ができなくなり、大法弟子の全体の力を証明することができました。
(続く)
2011年03月07日
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