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内に向けて探し、正念を強めて「胃癌」を乗り越えた経験


文/江蘇省の大法弟子

(明慧日本)2006年の前半、私はとても大きな魔難に遭いました。
 
 お腹は膨れ、足も腫れ、顔は蝋のように黄色く変色し、短い間に私は10キロ近くやせてしまいました。心配した家族が私を病院へ連れて行くと、なんと私は末期の胃癌と診断されました! 検査の結果を聞いた家族は皆、動揺してしまいました。
 
 私は「師父が守ってくださいますので、心配しないでください」と家族に言いました。大法弟子として、自分が死んでしまうのではないかと心配することはありませんでしたが、もし自分が死んでしまったら、大法の名声がどれほど傷つけられるのか、すでに共産党から脱退した家族が、このことで考えを変えてしまうのではないかと心配しました。
 
 そこで、私は積極的に同修の助けを求めて、内に向って探し、徹底的に旧勢力の按配を否定し、師父が按配した道を歩くことができるよう自分を励ましました。そして、私は法理を明確にするため、自分の認識を整理しました。1、師父だけが私を救うことができます。2、修煉の道に後退はなく、向上しかありません。3、修煉者には病気という問題がありません。4、私は癌ではありません。5、起きた出来事は私にとって全て良いことで、業を消すことの現れです。
 
 同時に、私は心を静めて執着の根を深く掘り下げることで、最終的にこのような大きな魔難に陥った原因を悟りました。今まで私は学法が足りず、法理の理解は不明瞭で、理解力が悪く、執着が積み重なって大きな関となったために、今回の大きな魔難をもたらしました。
 
 2004年、私のお腹に消業の状態が現れ、お腹が辛くなり、中で何かが動いているように感じ、私はお腹の中に寄生虫がいると思いました。今まで虫下しの薬を飲んだことはなかったのですが、今回、虫下しを一瓶買ってのみました。
 
 「虫下しは身体に害があるから、煉功者としては飲んではいけません」と、夫の口を通して師父が私に悟らせてくれたにもかかわらず、私は悟りませんでした。自分の執着を覆い隠して、「虫下しは、病気のための薬ではなく、ただ体の中の虫を取り除くだけです」と、私は返事しました。
 
 虫下しを飲んだ後、お腹はよけいに辛くなり、私は耐えられなくなりました。それなのに、自分はまだ悟らず、「もしかしたら虫がいっぱいいて、もっと多くの薬を飲まないと効き目がないのではないか」と思い、さらに数瓶の薬を飲みました。
 
 すると、私の身体の状態はさらに悪くなり、結局、自分の強大な執着のせいで関を乗り越えられませんでした。その後、体調は好転しましたが、執着心は取り除けませんでした。
 
 そのため、今回の難は以前よりさらに苦しく苛烈なものでした。この魔難を招いた執着心を悟った時、私は断固として徹底的に、旧勢力の按配を否定すると決意しました。決して邪悪な旧勢力に私の体を迫害されることを許さず、私は師父が按配してくださった道だけを着実に歩むと決めました。
 
 以前は、毎日午前7時まで学法して、5式の功法を1回煉功し、学法する時もなるべく足を組むようし、いつも1時間半ぐらいは座禅できていたのですが、いまや私は5分間も続けることができなくなりました。しかも、足を崩すと痛みで全身が麻痺したようでした。
 
 「どんなに足が痛くても少なくとも30分は座禅を続けなければならない」と、私は自分を励ましました。そして、5式の功法を全部煉功しなければならないと決めました。
 
 私は、このような状況にあっても、毎日午前9時から外に出て真相を伝えに行きました。初めは口を開く気力さえなかったのですが、だんだん体調が好転してきて、最後には良くなりました。
 
 また、すべての大法の書籍、師父の海外での説法、経文などを系統的に全て学び直しましたが、私は読みながら泣いてしまいました。大法はこれほど素晴らしいのに、どうして私は悟れなかったのでしょうか? 私は、落ち着いて真剣に学法を行っていなかったことを後悔しました。
 
 このように行なってしばらくすると、大法への理解が深まり、執着を理解し、放下できるようになり、正念も出てきました。私は悟りました。毎日学法、煉功、発正念、真相を伝えることを堅持していれば、自身の業力を取り除き、昇華していく過程の中にあります。「心性が高まってくると、身体にも大きな変化が起こります。心性が高まってくると、身体を構成している物質も間違いなく変化が起こります」(『転法輪』)
 
 深刻な病状の影響で、私は3カ月間1度も昼寝をせず、食欲もなくて、3カ月間でただ2.5キロの小麦粉から作った団子しか食べることができませんでした。しかしその後、余命半年と病院に宣告されていた私は、体が回復して病気の状態もなくなり、全身が軽く気持ちの良い状態になりました。今回、私は自ら、この上ない佛法の慈悲を体験しました!
 
 今回、生死の狭間をさまよう試練を経て、私は大法をもっと真剣に学ぶようになりました。私の命は慈悲なる師父によって救われたからです。
 
 この奇跡は私の親戚と友人を強く揺り動かしました。彼らは自分の目で大法の不思議さを目撃したので、いっそう師父と大法を尊敬して、積極的に私達を助けて法輪大法の奇跡を宣伝しています。
 
 師父と大法にできないことはありません! 師父と大法を固く信じれば必ず乗り越えることができます!
 
2011年03月10日

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