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カナダ・トロント:「国際女性デー」に法輪功修煉者が受賞(写真)

(明慧日本)カナダ・トロント市の国会議員ミシェル・シムソン(Michelle Simson)さんは2011年3月5日、「国際女性デー」の祝賀活動で25人の女性ボランティアに授賞した。法輪功修煉者・王文さんは長期にわたって児童への中国伝統文化の教育に貢献したことで受賞した。

2011年3月5日、トロント市明慧学校の教師・王文さんがシムソン国会議員からボランティア賞を受賞

 トロント市の明慧学校は5年連続で夏季クラスを開講し、3〜13歳の児童を募集している。最初の年の生徒は20人しかいなかったが、昨年は70人にまで増えた。夏季クラスでは『三字経』、『弟子規』などの啓蒙教材から教え、書道、絵画、彫刻、手芸、中国舞踊なども教える。
 
 トロント明慧学校の責任者・王文先生は7年間ボランティアを務めてきた。「私にも子供がいて、子供により多くの中国の伝統文化を習ってほしいです。一人で家で中国語を勉強するとよくつまらないと言いますが、多くの子供と一緒に学ぶと楽しく勉強できます。4年連続で夏季クラスに参加した子供は、本を読む時に6割ぐらいの字が分かるようになりました。明慧学校の環境は、子供たちにもっと中国語に興味を持たせてくれました」
 
 王先生は10年前に法輪功の修煉を始めた。「他人のために考えることを覚えた子供は、他の子供より『感謝』の気持ちを多く抱いています。私は自分の子供を教育する時、生活の中の小さいことを通じて、他人のために考えること、他人と分かち合うことを教えています」
 
 明慧学校でも、王先生は生徒に他人のために考えることを教えている。「このような教育を受けた子供たちは、とても礼儀が正しくて聞きわけが良いのです。この子たちはイベントに参加する時、よく礼儀正しい、大人しいと褒められ、また『この子たちにどんな勉強をさせているの』と聞いてくる市民もいますよ」
 
 「法輪功は『真、善、忍』を教えています。誠実、善良、我慢とも人間の良い道徳で、これを生徒に教えたら、彼らの勉強にも生活にも良い影響を与えられると思います」
 
 「生徒に泣き虫の男の子がいて、明慧学校でトラブルにどう対処すべきかを学んでから泣かなくなりました。彼の妹は、おじいさんとおばあさんに特別に慈愛されたので、よくわがままで泣いたりします。この時、兄は妹に『泣いても何の役にも立たないよ、我慢をしてわがままをやめるんだ』と言いました。孫が言い出した言葉におじいさんとおばあさんでさえ感動して、それから孫娘を溺愛せず、気に入らないことにどうやって対処するかを教えるようになりました」と、王先生は語った。
 
2011年03月10日


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