黒竜江省・海林市:60代女性が何度も強制連行され拷問を受ける
(明慧日本) 黒竜江省・海林市に在住の法輪功修煉者・林春子さん(68)は、1997年に法輪功を修煉するまで、神経衰弱、リンパ炎、気管炎、五十肩(肩関節周囲炎)、胃病、心臓病、腎臓病、咽頭炎、肝臓瘤など多種多様な疾病を患い、死ぬほどの苦しみに耐えていたが、修煉を始めてからわずか1カ月で、心身ともに全快した。しかし林さんは、この11年来、中共(中国共産党)による逮捕、拘禁、労働教養など度重なる迫害を受けてきた。以下は、林さんが黒竜江省・海林市で受けた迫害の状況である。
1999年8月、法輪功の真実を伝えていた林さんは、林業留置場に拘禁された。その後、林業留置場は釈放を条件に家族から3300元をゆすり取った。釈放後も、林さんは第三派出所による嫌がらせや尋問を何度も受けた。
2002年9月、公安局政保課の課長・宋玉敏、警察官・姜元濤、金海珠らにより、林さんは海林市留置場に収容された。留置場で林さんは椅子の背もたれに、手錠で後ろ手に縛り付けられ、髪を強引に引っ張られて鼻に唐辛子油を注入された上、頭に袋をかけられるなど半死半生の目に遭い、さらに何度も灌食を繰り返されたことで心臓病を誘発した。
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拷問の実演
![](m132782.jpg) | 拷問の実演 |
2002年11月、施設で林さんは、法輪功修煉者に残酷な迫害を行うことで知られている副大隊長・単成強の指示のもと、冬の冷たい風の中で薄着とスリッパという格好で立たされたり、柱に縛り付けられたりした。施設の存在する黒竜江省は、日本の北海道とほぼ同緯度にある極寒の地である。
2003年3月、林さんは施設の冷たいコンクリートの地面の上に立たされ、さらに冷水をかけられるなどの拷問を加えられた。そのほかにも、熱湯をかけられて傷害を受けるなどした。
2004年8月、林さんは、黒竜江省のハルビン女子刑務所に収容された。そこで林さんは、厳しい迫害を行うことで知られる「集訓隊」へ入れられ、会話の禁止や洗脳講習などを強制され、強大な圧力を加えられた。
2011年2月18日に再び、林さんは駅の近くで法輪功の無実を伝える資料を配布したという理由で、鉄道警察に逮捕された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者の情報は、中国語のページを参照)
2011年03月12日
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