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中共の弾圧政策による各施設の迫害・生活妨害の実態

(明慧日本)下記は、2年あまり北京周辺の収容施設で拘禁されていた法輪功修煉者の証言による、北京市海澱区留置場と天堂河労働教養所における一部の修煉者に対する迫害の真実の状況である。
 
 北京市海澱区留置場における迫害の実態
 
 この赤い外観の施設の中では、睡眠を極度に制限されるなどの拷問を誰もが受けなければならないという。
 
 施設内で行われる迫害の残酷さは、受刑者が重い鎖を引きずる音や、拷問によって叫び声をあげる受刑者の苦しみの声で、聞く者の精神が苦しめられるほどである。ある50代の法輪功修煉者は「法輪大法は素晴らしい」と口にしただけで、鉄の鎖で長期間にわたって手足を繋がれ、鎖の重さで腰が曲がってしまい、歩くことができなくなった。この拷問は「犬の鎖」と呼ばれている。
 
 天堂河労働教養所における迫害の実態
 
 ここでは、法輪功修煉者は少なくとも18時間以上連続して、多数の人に囲まれて法輪功を毀損する誹謗中傷を聞かされる。
 
 法輪功修煉者・林淑英さんは2007年9月3日、不屈の精神を見せたため、顔が歪み、歯が抜け落ちるまで集団暴行を加えられ、1日に2時間しか睡眠を許されず、食事も与えられず、トイレへ行くことも禁じられ、寒さのなか薄着で放置されるなど、様々な迫害を受け苦しめられた。
 
 法輪功修煉者・閻(エン)玉琴さん、盧玉蓮さんは、施設側に迫害の命令を受けた受刑者によって日々行われる虐待や監視、嫌がらせの圧力に耐え切れず、精神的な苦痛が限界に達し、心神喪失状態に陥った。その間、出所による治療が必要だと医者に診断されたが、施設側はそれを無視して彼らの精神状態を悪化させた。
 
 修煉者への生活妨害
 
 収容施設から釈放されても、法輪功修煉者への迫害は止むことはなかった。当局は、修煉者やその家族の生計を妨害するため、彼らの社会生活に干渉している。ある法輪功修煉者は、就職した会社の社員契約に、法輪功の修煉の放棄を強要する内容があったため、この仕事を諦めたという。
 
2011年03月13日

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