楽楽ちゃんが夢で見た天国世界(二)
文/中国の大法弟子
(明慧日本) 上から地球を見下ろすと、地球はつぶしたごまのように小さく、黒いのです。地球の土を手にすると中はすべてウジです。地獄が見えましたが、地獄は地球の何倍も大きいのです。
地獄の生命はとても醜く、いろいろな刑罰を受けています。刑罰に使う道具はさまざまで、とても怖いのです。
ある日、詳しく地獄を見ました。蓮の花が髪飾りを振ると、地獄が現れました。大きな門を守っている大きな鬼がいて、この鬼はとても醜く、鼻が大きく、目が外に出そうで、大きな耳、歯、口、ひげがあります。私たちは壁を通り抜けました。地獄は何層もあります。それぞれの層で大きな鬼が門を守っています。私はたくさんの光景を見ました。ある地獄は、小さい鬼が赤く焼けた熱い針を悪人の目や指に刺しています。ある鬼は悪人の舌を櫛のような物で引っぱり、取った舌を食塩水の中に入れています。
ある小さい鬼は人の皮を剥いでいます。皮を剥ぐとき、まずナイフで皮を開き、剥きます。悪人の顔の皮は厚く、剥いた後、塩と唐辛子がたくさん入っている容器に入れます。罪が大きな悪人は指と足の肉を一片ずつ剥かれて塩をふられます。肉がすべて剥かれた後、手と足の骨が砕けます。罪が軽い人は大きな蛇がたくさんいるところに置き、蛇に噛ませます。
また刀の山、火の海と油の鍋が見えました。刀の山は、すべて刀でできた山で、刃が上向きで、大きさが異なり、悪人に刀の山に登るよう強いています。大きな叫び声が聞こえ、数日後、肉がくさり、骨だけが残ります。火の海は、火でできた海で、中の火が波のようにたぎり、悪人は小さい鬼に強いられて、入った瞬間、消えてしまい、灰もありません。ただ大きな叫び声が一回聞こえます。罪が小さい悪人は火の海に入ります。例えば、泥棒、盗難品を山分けする人、もらう人など。油の鍋は大きく、沸騰しています。小さい鬼は底が目の形をした、上にふたがなく、四つのロープがあるだけの容器に悪人を入れ、一緒に油の鍋に入れます。しばらくして、取り出して、また入れます。ずっと悪人が死ぬまで繰り返します。最後に、容器の中の悪人を油の鍋に直接入れます。しばらくすると、悪人の魂が飛んでいきました。
私たちは続けて先へ行きました。大きな柱が見え、柱から火が出て燃えています。小さい鬼は悪人の両手を縛り、柱につけました。悪人の体はやけどをして、このとき、柱からたくさんの虫が悪人の体に入り、肉を食べました。ある層の地獄は一つの狭い道があり、道路の両脇が匕首(短刀)で埋め尽くされていて、刃は上向きです。悪人は小さい鬼に押されて前を歩き、道の終わりには崖があり、崖下は刀だらけで、刃は上を向いています。小さい鬼は悪人に飛び降りるよう命令しますが、悪人はなかなか飛びません。小さい鬼に押されても、飛び降りないので稲妻が鳴り、悪人を打ち落とし悪人は刀の上に落ちました。
ある層に門があり、小さい鬼が悪人を連れて門を開けました。目の前に深い淵が現れ、底は非常に湿っぽく、暗いのです。小さい鬼が悪人を下に落とすと淵の底には多くの大きな虫がいて、象よりも大きいのです。虫の爪は針のようなとげがたくさんあります。悪人を一瞬にして刺して、針のような口で悪人の頭の上を刺し、脳みそ、血液と内臓を吸い取ります。悪人は大きな叫び声を出して死んでいきました。このとき、すべての虫は大きな口を開け、悪人の体を食べ尽くし、骨まで残りませんでした。ここまで見た私は、吐き気がして、息苦しく感じました。
私たちは続けて先へと進みました。ある地獄の小さい鬼は二つの大きな斧を持ち、ぎざぎざのむきだしの牙が生えて、目は牛の目みたいに大きいのです。悪人を大きな柱に縛り、二つの斧で悪人の肉を死ぬまで切りました。ある悪人は木の板に固定され、小さい鬼が刀で悪人の胸を開き、心臓と肝臓をとり出しました。すべて真っ黒で心根が陰険残忍きわまりなく、悪人は懸命に叫びますが、小さい鬼がすべての内蔵を取り出したあと、悪人は死にました。ある大きな鬼は電気ドリルのような道具を持ち、小さい鬼に悪人を連れてくるよう命令しました。そして大きな鬼はその道具で悪人の頭を開けると、悪人の頭から血が噴き出しました。鬼と悪人の顔は吹き出した血でいっぱいです。ある層の地獄は悪人が大きな泥たまりに放りだされました。悪人はしばらくもがいてその後動けなくなり、目だけが動きます。無数の小さな虫が悪人の目と耳に入り、心臓に入り、内蔵をすべて食べ尽くすのです。
一部の悪人は業力がとても重く、それぞれの層で刑罰を受けなければなりません。悪人の死体は残るか消滅し、別の層の体は小さい鬼が取り出し、下の地獄に入れます。そして、下へ下へと落ちます。
常人の中で、悪事をする人、少しでも佛を罵る人も罪は同様です。古代の人は、過剰に人を罵る人は、地獄で舌をぬかれます。現在は、もし人を罵る事があっても、死後刑罰を受けません。なぜなら、鬼たちはとても忙しいのです。
地獄の小さい鬼たちは細長い指があり、体の色は暗くて、艶がありません。
この先に行きたくありません。そして、蓮の花と戻ってきました。
帰り道で、大きな木が見えました。木に3枚の白い紙、黒い紙、白と黒の紙がつるされています。紙には名前が書いてあり、白い紙は自然死する人、寿命がきた名前が書かれてあり、彼らの罪はとても軽いのです。白と黒がある紙に、黒の部分に書いてある名前は多く、罪は大きいのです、その逆は罪が軽いのです。罪が軽い人(大法を迫害しない人)はまず裁判員のところで判決を下され、彼らは後悔する機会があります。もし、本当に後悔するなら、人間に転生できます。本当に後悔しているかどうかは大きな獣が決めます。この獣は、大きな腹、口、また大きな肉で出来たひげがあります。獣は後悔する人の側にいき、耳を心臓にあてて聞き分けます。もし、本当に後悔するなら、獣は離れ、もし嘘をつくなら、獣に大きな口で飲み込まれ、お腹の中で電気ショックを受け、死にます。ほかの人と一緒に佛を罵る人は心から佛を罵っていないので、後悔する機会が与えられます。
白と黒がある紙には、黒の部分にある人の多くは、佛をののしる人です。黒い紙のすべての人は大法を迫害する人で、許すべからざる極悪非道の人はとても少ないのです。これらの人は寿命がきていないので、小さい鬼たちは毎日命を狙って彼らを探します。現在は、忙しくて手が回りません。毎回、悪人を出したら、小さい鬼は通行証明書を持って、第一層の地獄の大門の前に行き、大門を守る大きな鬼の手にある矛を地面に刺します。すると、大門は「ドン」という音がして開き、悪人を中に入れます。
私は見るに耐えられませんでした。蓮の花とジャンプして、地獄を離れました。私たちが地獄を見るとき、部屋の机と花が来てみていました。花は小さい鬼が刀で悪人を切っているのを見て、野菜を切っていると勘違いしています。
(続く)
2011年03月14日
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