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楽楽ちゃんが夢で見た天国世界の光景(三)

(明慧日本)その後、私は宮殿に三日間住みました。極楽世界では皆楽しく生活していて、心配したり苦しんだりすることはありません。ある時、宮殿の中の壁が言いました。「悲しみという言葉を聞いた事がありますが、私にはその意味が分かりません。悲しみとはなんですか?」植木鉢の土は「よく分かりませんが、多分楽しいことだと思います」と言いました。植木鉢は「それなら悲しみとは言わないで、楽しみと呼ぶでしょう。悲しみの意味は多分、食事をするということだと思います」と言いました。
 
 極楽世界の土はチョコレートのようで、地面には金色の豆がたくさん生えていて、農作物はとても大きいです。例えば、トウモロコシは一本が1メートルあり、私は二粒食べただけでお腹がいっぱいになりました。子供は半粒、太った人は3粒くらい食べます。また、水は七色あり牛乳でできた川もあります。人々は牛乳でできた川で体を洗い、洗濯物もそこで洗います。洗剤などなくてもきれいになります。ここの衆生はとても清潔で、使った水をさらに使うこともできます。
 
 極楽世界では、農業、花の栽培、将棋などをする人がいます。みんながやりたい事をやっていて、誰も何かを強制されません。また、種をまく時、スコップが自分で土を掘ります。トウモロコシ、米などが熟したとき、棒が自分で飛んでいって実を打ち落とします。農作物の実はみなとても大きく、鍋で煮るととてもおいしいです。牛と羊もいますが、食用ではありません。彼らの毛で服を作ることができ、毛を剃った後すぐに新しい毛が生えてきます。牛と羊に与える草があり、子供は牛と羊と一緒に遊びます。花は光を放っていて、花の実が落ちるとすぐに辺りにきのこのような花が咲きます。木の上は七色の花でいっぱいで、果物もなっています。ヤシのような果物もあり、中身は大きくて炒めたら食べられます。森にある木は100年生きられ、死んだらまた生えてきます。ひよこは49日で卵から孵ります。卵はとても軽く、はじめは白色で、黄色、緑、青と変化していき、最後は黒色になり、中のひよこが見えます。しばらくして卵が割れ、ひよこが出てきます。ひよこは目を閉じたまま飛びます。飛べないひよこは生きていけません。
 
 極楽世界の女性はワンピースを着て、外に透けた服を着ていて、ボタンがありません。ズボンは細長く、刺繍があります。祝日の時は夜もこの服を着ます。私の祖母はこれを着ると「早く歩けない」ので着たくないと言いました。そこで、みんなは祖母にズボンを履かせました。男は長い服を着て、古代の人みたいです。着たい服を思い浮かべるだけで勝手に仕立ててくれます。定規とはさみが来て、すぐに整えてくれます。衆生は靴を履きません。
 
  もし、人間界で年をとっていても天国世界ではとても若く、一才の子供かもしれません。極楽世界では、子供は透明な青い気体の中で生まれ、生まれたばかりの子供は足がありません。足の部分は雲のような物になっていて、空に浮かんでいます。徐々に雲が足に変わり、浮かべなくなります。子供は気体の中のへそから生まれます。大きな子供は生みにくいので、手で引っ張って出します。双子もいて、子供は生まれたら空を飛んで遊びます。
 
 罪を犯した人は、ある城にとじ込められますが、反省したらすぐに出されます。
 
 極楽世界には大きな市場があります。私たちはセロリを買いに市場へ行きました。蓮の花は私に一枚のチョコレートをくれたので、私はそれを食べました。その後、蓮の花に「あなたにあげたチョコレートは?」と聞かれ、私は「食べた」と答えました。すると、蓮の花は「チョコレートでセロリを買えます」と言ったので、私は笑いました。ここにはお金がなく、チョコレート以外にも、野菜を炒める調味料など何でも物と交換できます。私はまた、蓮の花からチョコレートをもらいました。セロリを売る人はそこにいませんでしたが、彼の手袋が野菜を並べていました。手袋は野菜を量り、私のチョコレートと交換しました。セロリをポケットの中に入れ、歩いていると、セロリはポケットの中から飛び出して、私の足をたたきながら私にじゃれついてきました。私がセロリを見ると、セロリはポケットの中に戻りました。極楽世界の中の物はすべて生き物です。
 
 ここの衆生の家は大きな花畑があり、とてもきれいです。皆はとても楽しく幸せに暮らしています。衆生も神ですので、欲しい物は何でも思い浮かべただけで現れます。
 
 ここのお年寄りのひげは人と遊びます。ひげは子供をくすぐり、からかいます。ひげは怒っていると曲がり、楽しい時は子供に巻き付きます。お年寄りが寝る時は、弁髪のような形に変わります。子供みたいなお年寄りもいて、いたずら好きでとても楽しいです。子供たちはもっと面白いです。鬼ごっこするとき、何かに化けます。ある子供はカメに化け、別の子供に見られました。その子供はカメにおしっこをすると、カメは子供の姿に戻りました。みんなは笑っていました。子供が小さな物に化けたら見つかりにくく、彼らと一緒に遊ぶのはとても楽しいです。
 
 ここの植物が成長すると、小さな虫がついてきます。虫は葉っぱを食べた後、植物の上で家を作り、中に入って扉を閉めます。また、この虫を食べる鳥とカメがいます。鳥が虫を食べたいとき、家が虫を鳥の口まで飛んでいき、虫が鳥の口に入っていきます。ここでは、みんなに仕事があり、やるべきことをしっかりとやっています。
 
 (続く)
 
2011年03月15日

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