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法輪功を修煉して短気な性格が変わった(二)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)修煉を通して、家庭だけでなく、私の仕事の環境も変わっていきました。私はある車関係の会社に勤めており、私達の給料は販売実績と直接に関わっています。だから、同僚達の間には常に車の販売をめぐるトラブルが起きました。以前、私は職場のある男性の同僚と関係がとてもつっぱっていました。お客様を奪うため、数回もトラブルが起きました。毎回、私はいつも弱みを見せず、勝ったらすっきりしました。経理から批判を受けると、私は経理に向かって怒り、誰も私に対して何もできず、職場ではきついと有名でした。修煉してから、自分の闘争心と利益を求める心があまりにも強いことに気づきました。この2つの心をなくさないと、本当の修煉者になれるのでしょうか? やはり試練が相次いで来ました。
 
 初めの関門は、その男性の同僚が私のお客様を奪いました。私は非常に不平を感じ、その同僚と激しくけんかし始め、最後には経理のオフィスまで行ってけんかしました。最後にこの業績は誰にも与えられず、会社に没収されました。経理は「この車はあなたの実績で、あなたにあげるのは当たり前だが、あなたの性格が悪く、同僚とけんかしたので、あなたに対する懲罰として与えないことになった」と言いました。私はこの関門を乗り越えられず、家に帰って心がとてもつらくなりました。自分は修煉者でありながら、常人と同じように争い、闘って、これでは常人と同じではないかと思いました。
 
 すぐ続いて、二番目の関門が来ました。また同じこと、同じ人でした。まさに自分を修煉者と見なすかどうか、ということでした。悟ってはいましたが、実際の問題ではやはり平然として忍ぶことができません。心の中では次の2つの力が闘っているようでした。「お前のものは勝ち取るべきだ。その人にいじめられて黙っていられるか? その人と奪い合うべきだ」「おまえは修煉者だ。修煉者の基準で自分に要求すべきだ」最後に、私は笑いながらその同僚に言いました。「欲しければあげる」表面では放下しましたが、家に帰った後、やはり辛くて泣いてしまいました。私は、また内に向けて探しました。自分は闘争心、利益を求める心は放下しましたが、まだ不平と恨みがあり、本当の意味の忍ではありませんでした。「忍とは心性を高める鍵です。怒り恨むこと、不平、涙をたたえて忍ぶことは常人が世間体に執着する忍です。まったく怒り恨むことがなく、不平に思わないことこそ修煉者の忍なのです」(『精進要旨』「忍とは何か」)
 
 第三の関門が来た時、私は自分を本当の修煉者と見なし、高い基準で自分を律し、平然として忍びました。翌日、私はいつもよりさらに多く、一日に6台の車を販売しました。私は、これは師父からの励ましであることを知っていました。このすべての魔難が全部虚像で、私がその心を放下できるかどうかだけを見ていることを悟りました。
 
 今、私は変わりました。職場の同僚達も私が大法を修煉したからこそ変わったということを知って、皆が「大法は素晴らしい」と言っています。私はあまり苦労せずに、会社の人々みんなに「三退」を勧めました。以前、私と鋭く対立していたその同僚も、今は仕事中の至る所で私を助けてくれ、仲がとても良いのです。
 
 大法のおかげで私は変わり、不思議な事も感じました。再び心性の関門を乗り越える時、同修達は私をとてもたくさん助けてくれました。同修達の話した言葉によって、私を高める効果がとても大きかったのです。しかし、切磋琢磨する時、同修達が修煉中の不思議な出来事を言うと、私は少し疑いが生じ、「本当か嘘か、そこまで不思議なことはあるのか? 彼ら自身の幻覚ではないか?」と思いました。ある晩、私は同修達と一緒に「悟」という経文を覚えました。同修達が帰った後、私はベッドで寝ようとしました。子供がそばで話をしていました。私は突然身体が上下に動き、激しく上下に数回動いた後、突然、天空へ勢いよく上がり、飛び始めました。当時、私は少し怖くて、息を出すこともできず、ちっとも動く勇気がなく、そのまま横になった格好で部屋の中から部屋の外まで飛んで行き、一周飛び回った後、身体が壁などの物体を通る時の言葉で表現できない感じがしました。その後、また他の空間に行って、他の星の物体も見ました。そこにも人と交通手段がありました。しばらくしてから元神が戻りました。目を開くと、子供はまだ私のそばで話しており、寝ていませんでした。私はすぐ師尊の励まし、啓示であると悟りました。私がもっと固い意志で修煉して行けるように、慈悲なる師父は弟子を一人たりとも残そうとされません。私がもしこれ以上悟らないと、本当に師父に申し訳ないし、大法に申し訳ありません。
 
 以上は、私が大法修煉の中で少し感じ、悟ったものです。今後、私は頑張って学法をし、一つ一つの関門を真剣に乗り越え、大法の中で自分を正しく帰し、法を正す進展に追いつき、本当の修煉者になります。
 
 (完)
 
2011年03月16日


(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/3/9/123702.html
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