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楽楽ちゃんが夢で見た天国世界の光景(四)

(明慧日本)極楽世界での最初の日、私は宮殿に泊まりました。私は以前、ここに住んでいたことをよく知っています。ベッドに座るととても気持ちよく感じました。しばらくして、壁が私に話しかけました。「あなたはどこから来たのですか? 私には思い出せません」 ランプは、「私はあなたが地球から来たと知っています」と言いました。植木鉢は「地球とはなんですか? 食べられますか?」と聞きました。植木鉢の中の土は「多分食べられます。皮を剥いた後、種があります」と言いました。ランプは「食べられません。食べるとお腹が痛くなります。それは良くない物と聞いたことがあります」と言いました。私はみんなの話を聞いているうちに眠ってしまいました。宮殿で眠れない時、私は壁や室内の物と話し合ったり、あるいはそれらが話しかけてくれたりして、少しも寂しくありませんでした。すべてが素晴らしいのです。
 
 毎朝、起きて顔を洗おうと思うと、洗面器がやってきて、中の水が二つの大きな手となり、私の顔を洗います。洗い終わると、タオルがやってきて顔をきれいに拭き、そして洗面器とタオルは去っていきます。髪をとかしたいと思うと、くしが飛んできて、一秒くらいできれいになります。そして、ヘアピンが飛んできて髪を留めます。
 
  食事をする時、食べたいと思うものが、テーブルの上にすぐに現われます。料理を作る時も、野菜が飛んできて水の中で洗い、まな板の上に飛んでいき、包丁が切ってくれます。そして、野菜は鍋に飛んでいき、すぐに皿がきて、できた料理が皿に盛られ、テーブルの上に飛んでいきます。使う食器はすべてテーブルの上に飛んでいきます。料理はとてもおいしくて、ステーキのような味がする野菜もあります。食べた後、食器は自動的に洗い場に飛んでいき、自分で洗います。洗ったら、元の場所に戻ります。タオルはテーブルを拭いた後に洗い場に飛んでいき、洗ってから、自分を絞った後、ロープの上に飛んでいき、自分を干します。
 
  2日目の正午、蓮の花は2人の子供、香玉と浄玉を連れて来て、私と遊ばせました。2人は私について来て、どこに行ってもついて来ます。
 
 午後、また祖母の家に行きました。祖母はその時、10人の子供を預かっていました。その中にとてもいたずら好きな男の子がいて、祖母が腰を曲げて花に水をやっていると、その男の子は後ろで祖母のお尻を叩いた後、素早く逃げて行きました。祖母は振り返って見ましたが誰もいません。祖母は続けて花に水をやっていました。すると、またその子がやって来て、今度は祖母に見つけられました。祖母はその子のお尻を叩きましたが、その子は楽しそうに笑っていました。
 
  しばらくして、私は18番目の妹・桜花が自分より小さな子供たちを連れて、木の登り方を教えているのを見ました。桜花は木の上の果物を取り、ある子供に放り投げました。果物はその子供の頭に当たり、桜花とたわいなく喧嘩しました。しばらくして、子供たちは木の登り方を覚えて、木の上に住みたい、とても楽しいと言いました。すると、子供たちの脱いだ服が、布団に変わりました。子供たちの父母は降りるようにと言いましたが、子供たちは降りようとしませんでした。しばらくして、大人たちは口出ししなくなりました。
 
 3日目の朝、祖母は庭の掃除をしようとしました。箒は自分でやると言って、庭を掃除しました。箒が疲れて花畑で休憩していた時、祖母が花に水をやっているのを見つけました。そこで、箒は祖母を箒で叩いて、すぐに壁の上に隠れました。祖母には見つかりませんでした。祖母は水をやる振りをして、箒がまたやって来るのを待ちました。箒はまた祖母を叩きに来ました。すると、祖母は後ろを振り返って箒をつかまえました。しかし、箒は祖母の手から抜け出し、門の裏に隠れました。祖母が家に戻って来た時、箒は急に「気をつけ」の、直立不動の姿勢をとりました。
 
 3日目、極楽世界は楽しいお祭です。前日は朝から晩まで、みんなは祭りの準備に忙しくしていました。私たちは森の中へ果物を取りに行き、籠いっぱいに果物を入れて帰って来ました。祭りの日の朝起きてみると、外はとても賑やかで、ほかの姉妹もみんな来ました。一番上の姉は彩雲、2番目は香雲、続いて浄雲、麗雲、5番目は紫雲、この5人の雲の字のある姉たちは白い服を着ています。6番目は虹霞、続いて白霞、紫霞、浄霞、10番目は雲霞、この5人の霞の字のある姉はピンクの服を着ています。11番目の姉は梨花、続いて桃花、水仙花、蓮の花、百合花、梅花、17番目は私でレンゲ、一番下は桜花、この花の字のある姉妹は好みの服を着ています。姉妹たちは提灯をもっていて、蓮の花は私を連れて空の上で花を散らしました。大勢の人々が下で踊っています。魚も飛んできました。その魚はイルカのようで、約30センチくらいでした。その魚は頭の上で真珠を吹き出しており、その周りには数匹の同じ姿をした子供の魚が泳いでいました。魚たちの体からは七色の光を発せられ、非常にきれいです。木には金の鈴、金の三角や四角の形をした装飾品、また水晶、宝石など七色の装飾品がたくさん飾られていました。祭りの夜は明るくて、とてもきれいでした。
 
 祭りが終わり、私は疲れて宮殿で寝ました。目が覚めた時、私はすでに人間界に戻っていました。
 
 後記
 
 楽楽ちゃんは今年11歳です。出生時の体重は5キロもあり、生まれる前までは双子だとみな思っていました。しかし、結果はそうではありませんでした。楽楽ちゃんは生まれた後も泣かず、大きな子供のようで、病院の新生児用の服は小さくて合いませんでした。幼児室の看護士は楽楽ちゃんをとてもかわいがってくれました。3日目、外祖母が迎えに来て、抱かれて家に帰りました。赤ちゃんは泣かず、いつも嬉しそうに笑っていたので、楽楽ちゃん(中国語の「楽」は笑うの意味を持つ)と名付けられました。
 
 母方の祖母はとても精進している大法弟子です。楽楽ちゃんは小さい頃から祖母に育てられ、今も一緒に生活しています。小さい頃から修煉し始め、迫害が始まってからは、いつも祖母と真相チラシを配り、同級生に真相を伝えています。
 
 蓮の花は天上で私に梅花に会わせてくれました。梅花は私と同じクラスの王玉ちゃん(仮名)です。私たちはとても仲良しです。現在、玉ちゃんはまだ修煉していません。普段、玉ちゃんに真相を伝えると受け入れてくれます。この夢の話をすると、玉ちゃんは信じてくれます。玉ちゃんは「私が小さい時、自分が飛ぶように歩き、階段を楽に上っていたと感じて、お母さんに話したら信じてもらえず、でたらめだと言われたの」と言いました。
 
 桜花は今、私の従姉妹で、今年4歳です。桜花は祖母(私の母方の祖母)と一緒にいるのがとても好きで、『洪吟』をたくさん覚えました。ある日、桜花は幼稚園から帰ってきて、祖母に「おばあちゃん、『洪吟』の「神醒める」を読んだけど、友達はみんな意味が分からないって言うの」と言いました。桜花はいつもおばあさんに発正念の時間を教えて、祖母と一緒に発正念する時もあります。
 
 百合花は誰だか分かりませんが、蓮の花はその後、夢で百合花がほかの地域に住み、すでに修煉しており、しっかり精進していると伝えてくれました。
 
 (完)
 
2011年03月16日


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