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黒竜江省:ジャムス刑務所で迫害され2人死亡

(明慧日本)黒竜江省のジャムス(佳木斯)刑務所で2011年2月、法輪功修煉者・秦月明さん、於雲剛さん(47)が死亡する事件が起きた。現在、於さんの家族は遺体の引き取りを認められていない。
 
 ここでは法輪功修煉者を拘禁し、上級機関から伝達された「転向率85%」の目標を達成するため、2011年2月21日から、修煉者をさらに厳しい迫害を行うための施設「厳管隊」に送り込んだ。24時間監視や「三書」署名の強制・面会の禁止・生活用品の購入禁止・その他数々の洗脳工作が行われてきた。前述の泰さんは「厳管隊」で迫害を受け、2月26日に亡くなった。
 
 また於さんは3月1日に迫害を受け死亡した。迫害で、瀕死の重傷を負った於さんは病院で緊急手術を受けたが非常に危険な状態にあった。医師から「この人はもうだめだろう。早く以後の準備をするように」と宣告された。また、この迫害を隠蔽するため、於さんがいた部屋の入口には制服の警官や私服警官が配置され、家族や医者は中の様子を知ることができなかった。
 
 3月5日、遺体のある部屋にやってきた数人の警官は家族の反対を押し切って、於さんの遺体を奪って車の中に押し込んだ。そのうえ、家族側に死亡証明書に署名させようとしたが拒否された。警察は、被害者の家族を監視・尾行し、行動を録画した。その間、家族側はわずか5分間しか遺体を目にすることが許されなかった。
 
 於さんは2009年2月、黒竜江省で無実の罪を着せられ、同じく修煉者の20数人とともに強制連行や家宅捜索、不当監禁を受けた。そして、施設内でさんざん拷問を受け、全身に重傷を負ったという。

ジャムス刑務所

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年03月17日

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