■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/03/19/mh205096.html 



正念で洗脳班から脱出する

文/中国の大法弟子

(明慧日本)2003年のある日、私は地元の警官に連行され、610弁公室の洗脳班に送られました。2カ月近く、辛い迫害に耐えました。その時、洗脳班で転向に応じず、残ったのは私一人だけでした。
 
 ある日の午前8時ごろ、突然、旋風がひゅーっと鋭い唸りをあげて吹いてきて、外がぱっと暗くなりました。その時、私は610弁公室の担当者に尋問されていました。尋問が終わると、610弁公室の別の警官が入ってきて、私に尋問をしていた担当者に「まだ転向しないのですか」と言いました。その話はまるで私に言っているかのようで、私は、これは師父の暗示であると気づきました。私は心から「この2人に出て行ってほしい」と念じました。するとしばらくして、2人は部屋から出て行きました。そこで、私は急いで窓際に移動しました。窓の外側には鉄格子が密に取り付けてありました。人心から見ると、ここから出て行くのは本当に困難だと思いましたが、私は「師父、私は外に出ます」と強大な発正念をして、鉄の棒を握り、両手で左右に押し開きました。すると、鉄の棒が両側に曲がり、私はその隙間から外に出ることができました。
 
 私は外に出て表門にたどり着いた時、真正面から610弁公室の主任がやって来ました。私はすぐに、彼に見られないようにと発正念をしました。すると、彼は本当に私の姿が見えなかったかのように、何事もなく私とすれ違って行きました。正門を出ると、近い所にタクシーが停車しているのが見え、私はすぐに乗りました。このようにして、私は師父の慈悲なるご加護の下で、目的地まで安全に行くことができました。
 
 まさに、「弟子正念足りれば、師は回天の力有り」(『洪吟二』「師徒の恩」)でした。私たちが心から師父を信じ、法を信じていれば、師父が与えてくださるものは、私たちには想像することさえできないのです。
 
 (明慧ネット「神が人間界にいる」応募原稿)
 
2011年03月19日


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