■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/03/20/mh215589.html 



警官は真正面にいる私が見えない(二)

(明慧日本)
 
 師父がもう一度私を救ってくださった
 
 留置場を出てから、ずっと咳が出ました。私は師父の写真の前で合掌して、「師父、弟子は帰って来ました」と報告しました。頭を上げてみたら、写真の中で師父は手印を結んでおられました。私は師父が、迫害を暴露する文章を書くことを望んでおられると悟り、私はすぐにペンを取って、この6日間に遭った迫害事実を本名で書き出しました。深夜12時ごろに書き終わった時、咳も止まりました。同修は私の文章を明慧ネットに投稿してくれました。地方のある同修は、3昼夜も寝ずに迫害事実を告発するポスターを作り、私たちの地域に運んできてくれ、市のすべての同修が一致団結して、一晩の間に市のいたるところにポスターを貼り出しました。少し前に私たちが作った、本名で迫害を暴露した小冊子の影響もあって、地元の「610弁公室」、政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)、公安局を大いに震え上がらせて、その背後の邪悪を解体しました。結局、私も含めて本名を出した学習者は誰も迫害を受けておらず、その後の数年間もずっと無事です。かつて私が真相を伝えた政法委員の書記もその仕事を辞めました。
 
 夫はもう再婚したので、私の家はなくなりました。そう考えた私は情に陥って、邪悪に隙に乗じられました。ある日、夜中の12時、同修の家で発正念をした私は、めまいがしてお腹が痛くなり、便所に行こうとするところで中庭に倒れました。同修は私をベッドに運んでくれましたが、私の体は動かなくなり、目を開くこともできなくなって、頭が真っ白になりました。しかし、「私は死にたくありません、私は衆生を救い済度をしたいです」という一念はしっかり守っていました。すると突然、空中に一束の白い光が現れて、部屋全体が明るく照らされ、私は頭上から暖流が流れるのを感じ、腹痛も止まりました。私はすっと立ち上がって「もう大丈夫」と同修に教えました。私をもう一度救ってくださった師父に感謝いたします。
 
 強制労働教養所での出来事
 
 2008年5月、私は労動教養所に連行されて、3年の強制労働改造を言い渡されました。5月13日午前、水を汲む時、みんながそろってから、私は事前に考えていた言葉を力を入れて叫びました。「法輪大法は正法で、『転向』は間違っています! 師父は一人の弟子も見捨てません! 師父と法輪大法の潔白を返してください!」警官らは慌てて10数人の麻薬中毒患者に命令して、私の口にテープを貼らせ、殴りながら便所の中に引きずりこませました。口に貼ったテープを剥がされたら、私はすぐに「法輪大法は素晴らしい」と叫びました。彼らは私の口の中にタオルを詰め込んだので、最初は辛かったのですが、突然、大きな法輪が口の中でぐるぐる回っているのを感じて、とても心地良かったです。
 
 それから1ヶ月間迫害は続きましたが、私の意志は堅く、迫害の効果があがらないのを見て、警官は私を便所に閉じこめ、24時間体制で麻薬中毒患者に当番で私を見張らせ、歯を磨くこと、顔を洗うこと、大小便、睡眠などすべて禁止させました。私は連続して八昼夜、一睡もできませんでした。彼らは、私の意識がもうろうとなったら、私に「保証書」を書かせようとしていましたが、私は「絶対に彼らの思うとおりにはならない」と思いました。麻薬中毒患者2人はずっと私を殴り、殴り疲れたらやっと離れていきました。薄着しか着ていない私は、タイル貼りの冷たい床で寝ました。しかし、「まるで法船の上で寝るように心地良くなります」と発正念をするとその後、いつも寝る時に頭と足から暖流が流れるように感じました。
 
 労動教養所で、私は発正念をするほか、いつも経文を暗唱していました。「大覚は苦を畏れず、意思は金剛より鋳られる、生死に執着無く、坦坦たり正法の路大覚が恐れない」(『洪吟二・正念正行』)「修煉とは実に難しいものです。天が崩れ、地が陥没し、邪悪が狂ったように迫害し、生死に関わるときであっても、依然、あなたの修煉の道を確固として歩み続けられるところに難しさがあります。人類社会のいかなる出来事も修煉の道を歩むことを阻むことはできないのです」(『精進要旨二・道』)労動教養所の所長、政治委員などが便所まで私の様子を見に来ても、私はずっと真相を伝えることを最優先に考えていました。その後、彼女たちは私に会うたびに「法輪大法は素晴らしい」と言うようになりました。
 
 労動教養所で、私は伝えるべき真相を伝えて、「三退」すべき人にも「三退」をしてもらい、ここでの私の使命はもう終えました。「師父、私は故郷に帰る時が来ました」と、心の中で師父にお話しました。それからの3日間、私は発正念をして、労動教養所から私の故郷までのすべての邪悪を滅しました。3日目の午後3時過ぎ、突然目がくらんで、顔色が黄色くなって、動悸がしました。4日目に病院に行って検査したら、血液の供給不足で深刻な心臓病を引き起こしたと診断され、5日目に労動教養所は私を釈放しました。師父のご加持の下で、私は再び衆生を救い済度し、自分の使命を果たすこの偉業に戻ることができました。
 
 (明慧ネット「神が人間界にいる」応募原稿)
 
2011年03月20日


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