陝西省:法輪功修煉者が3度にわたって労働教養を強いられる
(明慧日本)陝西(せんせい)省安康市に在住の教師・羅長雲さん(50代女性)は法輪功を学んでいるとして、中共(中国共産党)から3度にわたって労働教養処分を受けた。
2008年、羅さんは広州市で強制連行され、懲役5年の不当判決を言い渡された。現在、羅さんは陝西省女子刑務所に拘禁されている。羅さんの夫は警官から度重なる嫌がらせを受け、やむをえず羅さんと離婚した。また、羅さんの2人の娘も被害を受けた。
羅長雲さんは中学校の英語教師であり、職責を立派に果たしていることから学生たちの人望も厚かった。羅さんは修煉を始める前、多数の疾病を患っていたが、修煉を始めてから心身ともに全快した。羅さんは法輪功の素晴らしさを身を持って体験した。
1999年7.20以来、羅さんは各方面からの迫害を受けた。610弁公室、国家安全局のスパイ、国保(国家安全保衛)大隊の警官らは、しばしば羅さんの家で嫌がらせ、家宅捜索、家財の没収などを行った。羅さんが受けた3回の労働教養のうち、1回は自宅軟禁、ほか2回は陝西省女子労働教養所に拘禁された。2008年の北京五輪の直前、羅さんは安康市の610弁公室に指名手配を受け、市民に通報されたために逮捕され、広州市に連行された。羅さんは懲役5年の判決を言い渡され、現在もなお、陝西省女子刑務所で拘禁されている。
安康市の610弁公室は、羅さんが働いていた学校と家族にも圧力をかけた。羅さんが労働教養処分を受けた後、学校は羅さんへの給料を停止した。その後、羅さんが釈放された後も学校は出勤を認めなかった。羅さんの夫は警官に嫌がらせを受け5、6万元をゆすり取られたため、羅さんと離婚した。また、羅さんの長女も警官らの嫌がらせを受け、仕事と勉強に支障をきたし、家から遠いところに転勤した。次女も羅さんを転向させるための人質として利用され、勉強に専念できなくなった。
現在、羅さんは陝西省女子刑務所の第九大隊に拘禁されている。刑務所で警官らは囚人に指図し、羅さんに非人道的な虐待を加え、羅さんを苦しめている。長期にわたる拘禁によって、羅さんは心身とも大きなダメージを受けた。
2011年03月23日
明慧ネット:jp.minghui.org
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